2018年5月22日 21:00
『ピーターラビット』監督のコメディ感覚、『いいとも!』など日本も影響!?
ピーターラビットが、元気いっぱいにスクリーンを飛び跳ねる。世界中から愛されてきたビアトリクス・ポターの名作絵本を実写映画化した『ピーターラビット』(公開中)は、期待を裏切らない快作に仕上がった。手掛けたのは、『ANNIE/アニー』(14)のウィル・グラック監督だ。
舞台は2017年に世界遺産に登録されたイギリスの湖水地方。木の下で楽しく暮らすウサギのピーターたちは、マグレガー爺さん(サム・ニール)の庭に忍び込み、野菜を採ってくる毎日だ。うっかり見つかっても、隣に住むビア(ローズ・バーン)が助けてくれる。ところがある日、大の動物嫌いで潔癖症のマグレガー(ドーナル・グリーソン)がやってきて、彼らの生活は一変する。
愛嬌たっぷりのピーターたちを作り出したのは、オーストラリアのCGI集団アニマル・ロジック社。
ピーターたちは、鼻をピクピクさせたり、耳で感情表現をしたりと、リアルなウサギの生態を踏まえつつも、実に愛らしいキャラクターとなった。
来日したウィル・グラック監督にインタビューを敢行。小さい頃から日本とアメリカを行き来していたという監督は、合計8年くらい日本に住んでおり、上智大学にも1年間在籍していたとか。