くらし情報『平泉成、60年の役者人生「脇役ばかりをやってきたので…」初主演台本を仏壇に 佐野晶哉も感嘆』

平泉成、60年の役者人生「脇役ばかりをやってきたので…」初主演台本を仏壇に 佐野晶哉も感嘆

ファッション誌などから引く手あまたの気鋭の若手カメラマン・太一と、赤字続きのさびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島。年齢や考え方が異なるだけでなく、キャリアもかけ離れているふたり。鮫島の写真に運命的に出会い、弟子入りを志願する太一に、はじめは「帰りなさい」と冷たくあしらう鮫島だったが、諦めずにともに行動する太一を、徐々に認めていくようになる。カメラマンとしてのプライドがぶつかり合うショットとは対照的に、まるで親子のような温もりを感じさせるシーンも切り取られている。

【編集部MEMO】
映画『明日を綴る写真館』は、あるた梨沙氏による同名漫画の実写化作。さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一(佐野晶哉)は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。
同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。

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