松田凌&内藤大希、俳優として感じる舞台『刀剣乱舞』の「求心力」「大きいうねり」
内藤:高校生で、スズナリに『URASUJI』を観に行く凌くんって、すごくないですか!? 共演した時も、年齢がちょっと下の凌くんが演劇モンスターたちに食らいついてく感じを見ていました。僕は怖かったんです。変なダンジョンに突入するぐらい未知なもので……カムカム(ミニキーナ)の松村(武)さんに演出をつけてもらうとか、そういうものを含めて、どういう居方でどうしていたらいいんだろうと日々模索してたんですけど、そこに食らいついていく凌くんを見てすごく刺激になりました。あと、凌くんの顔面がめちゃめちゃ好きなんですよ。
松田:え、うれしい。でもちょっと待ってください! 僕、植田圭輔と荒牧慶彦にも「かっこいい」と言われるんですけど! 舞台俳優の中でめちゃくちゃモテてます。
内藤:やっぱ、男の好みの顔なのよ。今の言い方、語弊があるけど! かっこいいんです。
もちろん女性も好きだと思いますけど、男が見てもかっこいいと思っちゃう男って、いるんですよ。
松田:いやいやいや、うれしいです。
内藤:「顔が好き」と言っても、ルッキズムというわけじゃない良さがあるんです。『野球』の時から月日を経て再会したら、優しい感じの色が加わっていて、「赤の炎も青の炎も持ってるんかい!」