2018年6月10日 22:07
石丸幹二&花總まり、名作『秘密の花園』ミュージカルで大人の物語届ける
ミュージカル『シークレット・ガーデン』の公開ゲネプロが10日、東京・シアタークリエで行われ、石丸幹二、花總まり、石井一孝、昆夏美、松田凌、池田葵、大東リッキーらが登場した。
同作は、フランシス・ホジソン・バーネットによる世界的名作『秘密の花園』を1991年にブロードウェイでミュージカル化、同年のトニー賞では3部門を受賞した。妻のリリー(花總)を亡くして日々をむなしく生きる男・アーチボルト(石丸)の元に両親を亡くした少女・メアリー(池田/上垣ひなた Wキャスト)がやってくる。メアリーはリリーに導かれ、庭と家族を再生させていく。
原作では描かれなかった大人たちの苦悩にも焦点を当てた同舞台は、児童向け名作を原作としながら死者の匂いもまとい、過去と現在が交錯しながら進む大人の物語に。6月11日から7月11日まで、シアタークリエで上演される。
○石丸幹二コメント
舞台稽古に入り、演出の"アリマ・マジック"に掛かりながら、『シークレット・ガーデン』の世界観がより深まっていくのを感じています。原作小説は子供の目線で描かれていますが、このミュージカル版は大人の物語でもあり、人生の喜び、哀しみを深く味わえる作品になっています。