上川隆也、主演舞台『魔界転生』で「むちゃくちゃにしようと思っている」
10月6日から公演される日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』の制作発表会見が19日、都内で行われ、上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、浅野ゆう子、松平健、脚本家のマキノノゾミ、演出の堤幸彦らが出席した。
日本テレビ開局65周年、読売テレビ開局60周年記念として公演される同舞台の原作は、これまで何度か映像化されてきた山田風太郎の伝奇小説『おぼろ忍法帖』。島原の乱で殺された天草四郎(溝端淳平)が死者再生の術によって蘇り、現世での怨念を晴らそうとする歴史上の人物たちと幕府滅亡を図るが、彼らの野望を柳生十兵衛(上川隆也)が立ち向かう、というストーリーとなっている。
制作発表が行われたこの日は、主演の上川隆也らキャスト陣と演出を担当する堤幸彦、脚本のマキノノゾミが登壇。上川は「これから本番を迎える夏もそうですが、今年の秋は平成最後の秋です。この物語を見に足を運んでくださった方々が、平成最後の秋として思い返していただける舞台を皆さんと作り上げていきたいと思います」と抱負を。上川が演じる柳生十兵衛と対峙する天草四郎役の溝端は、先日、堤やマキノとともに天草四郎の縁の地でもある長崎を訪ねたそうで「その場所の風や空気を感じながら役作りに臨めるのはありがたいと思っています」