桜井玲香、乃木坂46と別の顔見せる! 藤間爽子とW主演舞台『半神』
舞台『半神』の公開ゲネプロが11日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、W主演の桜井玲香(乃木坂46)、藤間爽子、共演の太田基裕、福田転球、松村武らが登場した。
同作は漫画家・萩尾望都の原作をもとに、萩尾と野田秀樹が共同で舞台脚本化した
結合双生児の姉妹を主人公にした異色の内容で、1986年の初演以降、何度も再演を重ねてきた。今回は中屋敷法仁が新たな解釈と演出で上演を行う。
膨大な言葉の渦と、常にくっついている桜井と藤間の独特の動きが、悪夢のような世界を作り出す。乃木坂46として活躍する桜井が、頬のこけたメイクと険のある言葉や表情で、普段と全く違う姿を見せた。
演出の中屋敷は「『半神』という原作がはらんだ複雑怪奇な迷路。そこをさまよう俳優たちの姿が、醜くも美しい。音楽にDE DE MOUSEさん、振付にスズキ拓朗さんという気鋭のクリエイターをお招きし、演劇らしい魔法と詐術が絡み合う、不思議な亜空間が誕生した」と説明する。
さらに「目撃されるすべてのお客様の『人生』という劇世界が、さらに豊かに広がることを願っている」とコメントを寄せた。
東京公演は天王洲 銀河劇場にて7月11日〜16日。