2018年7月25日 17:45
映画『カメラを止めるな!』、激賞うけ上映劇場が全国40館以上に拡大
監督および俳優養成スクール・ENBUゼミナールの"シネマプロジェクト"第7弾作品で、上田慎一郎監督による長編映画『カメラを止めるな!』(公開中)が、全国40館以上の劇場で拡大上映されることが決定した。
本作は、上田監督がオーディションで選んだ無名の俳優たちと共に制作。「37分、ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル」を撮った撮影隊たちの物語が映される。数カ月に及ぶリハーサルを経て、俳優たちに当て書きした特徴的な構造と緻密な脚本が見どころとなる野心作だ。
2017年11月の先行上映で話題を呼んだ後、国内では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」でゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞、「第20回ウディネ・ファーイースト映画祭」(イタリア)では5分間に渡るスタンディングオベーションが起こり、アジア各国のコンペ作全55作の中でシルバー・マルベリー(観客賞2位)を獲得。6月23日に一般公開されてからは、週末観客動員数ミニシアターランキング(7/21~22)で1位に輝き、都内2館の上映劇場では、口コミから連日チケットが即完売となっている。
上田監督は、本作について「今日まで僕たちの想像を超える奇跡を次々に起こしてくれました」