神尾楓珠×桜田ひより、爆風スランプの名曲からインスパイアされた『大きな玉ねぎの下で』W主演
俳優の神尾楓珠と桜田ひよりが、映画『大きな玉ねぎの下で』(2025年2月7日公開)でW主演を務めることが20日、明らかになった。
同作は1985年に爆風スランプがリリースした「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされた映画。同曲は「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」とリメイクされ、15枚目のシングルとしても発売された。楽曲、映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指しており、ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様が心地よいバラードソングで、数多くの人の心を震わせてきた。「第40回NHK紅白歌合戦」でも披露され、CMソングとしても活用される。2000年代に入っても多くのアーティストがカバーし歌い継がれている。2019年には、ボーカルのサンプラザ中野くんが「令和元年Ver.」を発表し、再び注目を集めた。
そんな楽曲を元に作られた映画で描かれているのは、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋するラブストーリー。
主演の神尾が演じるのは、将来に希望の持てない大学4年生・堤丈流。同じく主演の桜田は丈流とは対照的に自分の夢をまっすぐに追う看護学生、村越美優を演じる。