松坂桃李、疫病と闘い続けた生き様見せる 映画『雪の花』キャスト12名も発表
俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『雪の花 ―ともに在りて―』 (2025年1月24日公開)のポスター&特報映像が11日に公開された。
同作は吉村昭氏による小説『雪の花』(新潮文庫刊)の実写化作。江戸時代末期を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う天然痘と闘った1人の町医者・笠原良策(松坂)の実話を描く。
○映画『雪の花 ―ともに在りて―』ポスター&特報映像
本ポスターには「いま、生きている」という言葉が描かれており、良策たちの精神性が今我々の暮らす日本にも生き続けているというメッセージが添えられている。そして、良策の妻・千穂(芳根京子)と2人、澄んだ青空と美しい自然の中で、未来を見据えるかのような眼差しで同じ方角を見つめるビジュアルが印象的となっている。
特報映像は、巨匠・加古隆による美しい音楽と共に、疫病から多くの人命を救うために人生をかけると誓った笠原良策と、彼の信念に動かされていく人々の姿が描かれる。良策の1番の理解者であり、そばで見守り続ける千穂、そして良策の想いに共鳴し、未知の医学に挑み共に闘う鼎哉(役所広司)。自分の利益を顧みない無私の精神で、疫病と闘い続けた生き様を描き出した。