子役・永尾柚乃、言霊を大事に「マイナスなことは言わず毎日感謝」 監督や主役の目標も語る
●2024年は「とってもいい年に」『科捜研の女』出演に感激
映画、ドラマ、バラエティと大活躍の子役・永尾柚乃。CMにも多数出演し、作品をPRする“顔”になることもある人気者が、今度はディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)の応援大使に就任した。ハロウィンシーズンということでライオンに扮した永尾にインタビュー。2024年が自身にとってどんな年になっているか、そして、10月15日に8歳の誕生日を迎え、今後の抱負も聞いた。
アニメーション映画として1994年に誕生した『ライオン・キング』。2019年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』が公開され、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる16.6億ドルを記録した。最新作となる超実写版『ライオン・キング:ムファサ』は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと後にスカーとなる若き王子“タカ”の、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。
――今年も幅広く大活躍されていますが、柚乃さんにとってどんな年になっていますか?
いい年ですね。とってもいい年になっていてすごく皆さんに感謝しています。
――いい年だなと感じるのは、特にどんなところですか?
全部です! 大好きな『科捜研の女』に出られたこともめっちゃうれしかったです。私は沢口靖子さんの大ファンでめっちゃ好きなんですけど、沢口さんに会えるし、『科捜研の女』にも出られるという、両方が重なって本当にびっくりしました。
――憧れの人と共演していかがでしたか?
今でも泣きそうです。昔から大好きだったので、会えてすごくうれしかったです。
――『ライオン・キング:ムファサ』の応援大使を務めるというのも、うれしいビッグニュースですか?
はい! 『ライオン・キング』は小さい時から見ていたので、応援大使になれてめっちゃうれしかったです。今日もライオンになることができて、ライオンになる機会なんて普段ないので、すごくうれしいです。
○8歳の抱負「いっぱい楽しいことをしていきたい」
――そして、8歳のお誕生日おめでとうございます! 8歳の抱負をお聞かせください。ありがとうございます! 8歳の年もいっぱい楽しいことをしていきたいので、感謝をしながら一日一日生きたいです。
――日々感謝することを大切にされているんですね。
言霊という言葉が私は大好きで、マイナスなことを言うのはよくないと思っているので、感謝するようにしています。
――大変だなと思うことがあっても、マイナスなことは口にしないように?
そうなんですけど、大変だったなとか疲れたなというのは一切ないです。お仕事できるだけで楽しくて。
――お仕事が大好きなんですね。
はい! いろいろなお仕事ができて本当にうれしいです。
――特にどんな瞬間に楽しいと感じますか?
どのお仕事も楽しいですが、セリフが多いのが楽しいです。お仕事だけでなく、学校に行っているときも楽しいし、学校から帰るときも楽しいです。
●「将来、絶対に監督さんになります!」すでに脚本を多数執筆
――将来どうなっていきたいと考えていますか?
言霊という言葉が私は大好きなので……私は将来、絶対に監督さんになります!
――監督になりたいと惹かれた点を教えてください。
私はみんなで作品を一緒に作っていくことが好きで、監督さんはみんなと協力して作っていくと思うので、そういうところがいいなって。そして、自分で脚本も書く監督さんになりたいと思っています。
――自分が作った物語を世の中に届けたいという思いがあるのでしょうか?
そうです!
――すでに脚本を書いているそうですね。
めっちゃ書いてます! 例えば、テレビを見ているときとかに、ストーリーが頭にビューンと入ってきます。監督さんになるために、これからも脚本をもっと書きたいなと思います。
――学校で勉強していて知識がどんどん増えていると思うので、脚本も進化しているのかなと思うのですが、そういった手応えや成長を感じることはありますか?
そうですね。国語とかでいろんなお話を知るので、そのお話とかぶるものは作らないですけど、こういった展開もいいなとヒントをもらうことはあります。また、『ライオン・キング』などのディズニー作品を見て、感動で終わったり、楽しく終わったり、そういう終わり方がいいなと思って、私の脚本も感動で終わるものや楽しく終わるものも作ったりしています。
○沢口靖子に憧れ「私もずっと同じ役を演じられる女優さんになりたい」
――以前インタビューさせていただいたときに、主役をやりたいとおっしゃっていましたが、その思いも変わらずありますか?
はい! たくさんセリフを言うのが好きなので主役をたくさんやりたいです。女優さんもやりながら、監督さんもやって、同時にどちらもやりたいです。
――憧れの沢口さんと共演して、女優として学んだことはありましたか?
たくさんありました! 沢口さんは『科捜研の女』をずっとやっていて、私が出させてもらったのがシーズン24なんですけど、同じ作品にずっと出るってすごいことだなと思いました。
――沢口さんに会って、主役をやりたいという思いがより強くなったのでは?
そうですね。ずっと続いている作品をやっているというのは本当にすごいことなので、私も沢口さんみたいに、長く続く作品でずっと同じ役を演じられる女優さんになりたいです。
――現場での沢口さんを見てすごいなと刺激を受けたことはありますか?
撮影は夏だったんですけど、沢口さんは全く汗をかかないんです。私はザーザー汗かいていたのに、沢口さんは全然汗をかかず、ちょうどよさそうで、後光が差していました。
――柚乃さんも暑い日でも汗をかかず演じられる人になりたいなと?
はい。どんな状況でもシャキッといられる人になりたいです!
――最後に今後の活躍を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。
私は言霊を大事にしていて、マイナスなことは言わず、毎日感謝をするようにしています。毎朝「今日もいい日になるぞ!」と言うようにしているんですけど、そうすると本当にいい日になるんです。そういう風にプラスなことを口にするといいと思います!
■永尾柚乃
2016年10月15日生まれ、東京都出身。1歳の時にWOWOW『コールドケース2』(2018)でデビュー。
2023年にドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)で安藤サクラ演じる主人公の幼少期を演じて脚光を浴び、ドラマや映画、CM、バラエティなど多方面に活躍中。2024年はドラマ『ブラック・ジャック』『科捜研の女 season24』(テレビ朝日)、映画『ゴールデンカムイ』などに出演。