小川菜摘、演劇集団“熟年団”結成「ライフワークにしていきたい」 第1弾舞台に意気込み
●「愉快な人たちと楽しい舞台を作りたい!」
小川菜摘とアサヌマ理紗の「愉快な人たちと楽しい舞台を作りたい!」という呼びかけから結成された演劇集団・熟年団による舞台『チェリー・ホープを知ってるかい。』が、12月4日~8日に東京の恵比寿・エコー劇場で上演されている。立ち上げメンバーの小川にインタビューし、熟年団結成の経緯や同舞台への意気込みなど話を聞いた。
小川、アサヌマの呼びかけに、演出・村上大樹、今林久弥、小林タカ鹿、千葉雅子が集結し、アサヌマ以外のメンバーが熟年世代だったため、「熟年団」と命名。また熟年ではない、若手実力派の冨岡健翔、加藤夕夏も加わった。そんな熟年団が今回挑むのは、25年前に初演された名作、鈴木哲也脚本『チェリー・ホープを知ってるかい。』。1999年の大みそかに、生まれ育った一軒家に久しぶりに集まった姉弟たちの家族をめぐる物語を描く。
――熟年団を結成した思いをお聞かせください。
アサヌマ理紗ちゃんと明治座の公演で共演し、すごく才能があって、個性的な絵も描く魅力的な女優さんで、そこから年の離れた友達になって、一緒にお芝居を観に行ったり、家に遊びに来たり、ご飯に行ったりしている時に、「何かやりたいよね」