松重豊「ラブレターを書いているような気持ちで」内田有紀らに熱烈オファー
実際に皆さんの顔を見るとうれしいし感動的で1人じゃないんだと改めて思いました」とキャスト陣に感謝の言葉を口にした。
松重と共演経験ある内田は「穏やかで優しくていつも笑顔で話しやすくて素敵な方でそのまんまの監督でした。緊張されたりイライラしたりとか些細な部分とか色々考えなければいけないからそういう形になるのかな思ったらいつも通りの松重さんで安心して身を委ねられました」と絶賛し、松重は「僕がシナリオを書いている時からラブレターを書いている気持ちでやってくれないかなと思っていました。返事を待つ間は高校生の男の子になったようでしたよ」とオファーを出した内田たちから承諾を受けるまで気が気でなかったとか。
また、監督経験のあるオダギリも「(『孤独のグルメ』の)イチファンとしてうれしかったし、俳優として尊敬している松重さんが監督をされて同じような悩みや同じような苦労を共有できてこれからが楽しみなりました」と期待を寄せた。オダギリは途中、汗が止まらず中座する場面もあったが、「さっき緊張をほぐそうと思ってエナジードリンクを飲んだんですよ」とその理由を説明するも、空回り気味のオダギリに松重が「どんなエナジードリンク飲んできたの? ヤバいやつよね?」