男は上がって、女は朽ちる。"謝罪"が明暗を分けた不倫の行方
2018年ももうすぐ終わり。今年も不倫ネタが各所で吹き荒れていた。先日、不倫経験のあるアラフォー女子と話しをしていてふと感じたことがある。「文春砲のおかげで不倫も珍しくなくなったけど、男ばっかり不倫をネタにして仕事が増えているじゃない? でも女は世間から見放されていくと思うんだ。罪深さは変わらないのにおかしいと思うんだけど」
不倫の恋の末、男に捨てられた立場からの切なる悲鳴だ。確かに言われてみれば彼女が言う、不倫の恋が終わった後は男性ばかりが持ち上げられていく傾向は否めない。疑問を感じる。ひと昔前の曲にあった「芸のためなら女房泣かす」の余韻がまたこの世には残っているのだろうか。
いや、それは勘弁してほしい。男尊女卑も甚だしい。
そこには必ず理由が介在するはず、そう思って最近の不倫ネタを並べて傾向と同行を探ってみることにした。
○男はささっと認めて謝って、が不倫始末の定番ルート
この記事のタイトルにもなっているので、まずは私が見つけた結論から言うと"謝罪"をするかしないかだ。素直に不倫を認めて頭を下げるかどうかその後、芸の肥やしにできるのかどうかが決まってきている。
ここ数年で一番印象的だったのは落語の三遊亭円楽師匠。