2013年11月27日 15:21
10万円台でデュアルヘッド搭載の個人向け3Dプリンタ「Zim」の国内予約を開始
SOLID GOLDは、米・Zeeproがクラウドファンディング「Kickstarter」にて寄付を募り、大きな成功を収めた個人向け3Dプリンタ「Zim」の予約販売を開始した。出荷開始予定は2014年4月。12月31日までに予約した場合、特別価格12万9,800円(通常予定価格15万9,800円)が適用される(発送は4月を予定)。
「Zim」は、2色のカラー出力が可能な、デュアルヘッドを搭載した個人向け3Dプリンタ。PLA、ABSといった素材のほか、水に溶ける性質のあるPVAに対応。PVAを用いることで、従来のプリンタでは不可能だった、組み立て不要なギアボックスやボールが中に入っているカゴなどといったモデルの出力が可能となる(同素材を利用する際の出力可能な色数は1色)。加えて、同素材はサポート材としての利用も可となっている。また、ビデオカメラを内蔵しており、進捗状況をスマートフォンなどから確認することが可能なほか、フィラメントはカートリッジ式を採用しているため交換が容易にできるようになっている。
同機の筐体にはアルミニウム素材を使用している。
最大出力可能サイズは高さ149mm×横幅×149mm×奥行き149mm、積層ピッチが80μ。