2014年6月6日 15:02
ユニシスとDNP、人工知能を利用したブレーンストーミング支援システム
日本ユニシスと大日本印刷(DNP)は、人間の知的創造活動をサポートすることを目的とした共同研究プロジェクトを開始したと発表した。
第一弾として、集団でアイデアを出し合うブレーンストーミング形式の会議において、人工知能(AI:Artificial Intelligence)を活用して、アイデアの創出を支援するシステムを開発し、本年秋から実証実験を行うという。
本プロジェクトは、日本ユニシスとDNPの協業の一つで、AIやテキスト情報から関連する言葉を抽出する言語処理技術、インタラクション技術など、両社のキーテクノロジーを融合させ、新規事業や新商品の開発といった知的創造活動を支援する新たなサービスを実現していく
ブレーンストーミングに代表される会議では、ある一定量にアイディアが達した段階で進行が停滞するケースが多く見られる。
そこで本システムでは、ブレーンストーミング中に出された意見のキーワードや文章などを入力することによって、その言葉から連想される言葉や類似する言葉をヒントとして提示する。
参加者は、会話をしながら、専用サイトの画面上に、付箋を使ってアイディアを書き出すようにアイデア(言葉)