愛あるセレクトをしたいママのみかた

はまってしまうと、とことんはまる~ディスカスの飼い方~

マイナビニュース
はまってしまうと、とことんはまる~ディスカスの飼い方~
色彩の変化が美しい熱帯魚がディスカスです。円盤のように丸い形も、愛嬌(あいきょう)があってかわいらしく、熱帯魚の中でも人気が高い魚です。ディスカス飼育は、はまるととことんはまってしまう人も多いそうです。そんなディスカス飼育の基本を、まとめてみました。

■ディスカスは、群れでいると安心する熱帯魚

ディスカスは群れで生きる熱帯魚なので、複数でいることを好みます。最低でも5匹、できれば10匹以上で複数飼育するのがよいでしょう。また飼育数が少ないと、弱いものいじめが起こりやすくなります。いじめが起こった時のために、いじめた子を水槽内で隔離するセパレートや、群れを多く見せるための鏡なども、用意しておくとよいでしょう。


■ディスカス飼育はベアタンクで行うのが基本

ディスカスは水質にとても敏感な熱帯魚です。そのため、水替えがしやすいベアタンク(底砂を敷かないこと)で、飼うのが基本です。また水替えも週2~3日に一度行い、水槽の半分~3分の1程度を水替えしてあげます。水質はpHは6.5前後が理想とされています。水質調整剤と、水替えグッズ、pH測定器はディスカス飼育での必需品です。

■ディスカスを飼うのに必要なもの

ディスカスを飼うには60cm以上の大きな水槽で飼うのが理想的です。また早い水流を嫌うため、穏やかな水流のろ過装置を選んで取り入れるとよいでしょう。その他には水槽用ヒーターや、水質調整剤、水替えグッズ、ライト、pH測定器、エサ等が必要です。


ディスカスのエサには、ディスカス用のハンバーグ、赤虫、人工飼料などを与えます。ディスカス用のハンバーグや赤虫は栄養価が高く、ディスカスの食いつきが良くなるのですが、その分水質がすぐに悪くなってしまいます。人工飼料を食べてくれるなら、人工飼料のまま変えないほうがよいかもしれません。ただし人工飼料を食べる子と食べない子で分かれることも多いため、両方準備しておくのがお勧めです。

■病気になった時、または繁殖した時のために予備水槽を準備しておこう

予備水槽や予備のろ過装置等、余裕があれば、飼育に必要なものをもう一通りセットで用意しておくと、何かあった時に安心です。また産卵には、産卵用の筒も必要になります。

ディスカスの子どもが卵からふ化すると、親の体表から出てくるディスカスミルクというものを飲んで大きくなっていきます。ディスカスを飼うなら一度は見てみたいという、不思議で神秘的な光景ですが、稚魚が多い場合は、里親さんを探すケースもあるようです。
ディスカスは人気のある熱帯魚のため、他の魚よりは引き取り手が見つかりやすい熱帯魚です。早めに引き取り手を探しておきましょう。

はまると奥が深いのがディスカスの世界です。注意点や飼育のコツなど、飼育書や専門家の意見がたくさん出ているため、いろいろ参考にしてみましょう。

提供元の記事

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード