ビートたけし、就職を考えた過去「何度も会社に入ろうかと…」

お笑いタレントのビートたけしが7日、東京・浅草の東洋館で開催された「たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」に登場した。

「江戸まちたいとう芸楽祭」の目玉プログラム「たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」は、「その日一番ウケた奴に賞を贈る」というお笑いコンテスト。たけし、高田文夫、ナイツが審査員を務める。

7回目となる今回、サルベース、元祖いちごちゃん、オッパショ石、サイヤング、ジグザグジギー、ハマノとヘンミ、TCクラクション、シティホテル3号室の8組(ネタ披露順)が本戦に出場。ハマノとヘンミとシティホテル3号室の2組が優勝した。

結果発表後、たけしは「芸人が売れる理由とは辞めないっていうこと。だいたいみんな諦めちゃう」と“売れる理由”に言及。「おいらもね……辞めたヤツがいい車に乗って現れるんだよ。それでおごってくれるんだよ。何度もそいつの会社に入ろうかと思った。就職しようかなって。『たけちゃん、いつまでもウケないことやってもダメだよ』って」と就職を考えた過去を明かし、「でも、結局は辞めないでよかったっていう時代を作ってな。頑張って」と出場芸人たちにエールを送った。