そのまま稚魚を産ませてしまうと、他の魚に稚魚を食べられてしまったり、フィルターの吸い込み口から吸い上げられてしまったりする可能性があるため、産卵ボックスを用意しましょう。
産卵ボックスでお母さんグッピーが稚魚を産んだら、お母さんは元の水槽に戻し、ある程度の大きさまで、稚魚をそのまま産卵ボックスで育てます。エサはすりつぶしたグッピー用のエサか、稚魚用のエサを与えます。大人の半分くらいの大きさになったら、水槽に入れてあげましょう。
■あっという間にグッピーが増えそうな時は
グッピーは繁殖が容易なため、あっという間に増えてしまいます。繁殖を防ぐには、メスとオスをわけて育てるしかありません。グッピーのメスにはおなかに浮袋があり、下腹のほうに黒点があります。またオスよりもメスの方が尾びれが短く、全体的に丸みがあります。
オスはメスよりも小さ目で尾びれが長く、尻びれがとがっています。
ちょっと大変ですが、メスとオスをわけて飼育したほうが、後々のことを考えると困らずに済みます。また、もしくは熱帯魚売り場で購入の際に、メスだけ、オスだけを選んで購入するのもひとつの方法です。
■グッピーがかかりやすい病気とは
水質が汚れてくると、グッピーはすぐ体調を崩してしまいます。