徳永えり、出産を経て女優復帰した思い 一度は引退を考えるも「楽しい」と心から感じて涙

●冷静に子育て「母親役が生きたとしたら演じてきた甲斐があります(笑)」
NHK連続テレビ小説『わろてんか』(17~18)の女中・トキ役をはじめ、数々のドラマや映画で活躍している徳永えり。プライベートでは2019年に一般男性と結婚し、2023年に第1子を出産して母に。そして昨年2月に仕事を再開し、復帰作となる映画『35年目のラブレター』が3月7日に公開を迎えた。連ドラへの出演も決定しているという徳永にインタビューし、出産・子育ての話や今の仕事に対する思いなどを聞いた。
――ご出産おめでとうございます。初めての出産はいかがでしたか?
大変でした。ただ出産後珍事件があったので、我が子が生まれた時は感動に浸るというよりは冷静でした。
――子育てはいかがですか?
それも冷静で、何か起きてもあまり動揺することがなく、子供が泣いても怒ってもあまり食らわないというか。
あなたはあなただねという感じが強いです。
――母親役をたくさん演じられてきたから、ドンと構えていられるのでしょうか。
母親役が生きたのか、だとしたら演じてきた甲斐があります(笑)。確かに両手で数えられる以上の人数を生んで育ててきたので。