『コード・ブルー』元フジ増本P「心に届くような物語を作りたい」
映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』プロデューサーの元フジテレビ・増本淳氏が7日、都内ホテルで行われた「2019年第43回エランドール賞」の授賞式に出席し、受賞の喜びを語った。
この賞は、日本映画テレビプロデューサー協会が1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマなどを表彰するもの。増本氏は同映画でプロデューサー賞を受賞したが、「僕がもらったと言うよりは、スタッフ・キャストがもらった賞です」と謙虚に語った。
今年1月8日付でフジテレビを退社した増本氏は「フジテレビの社員として仕事をした最後の物語がこの『コード・ブルー』だったことをとても光栄に思っています。そして多くの人にご覧いただき評価されたことをとても感謝してます」とコメント。
その上で、「当然『コード・ブルー』だけが自分のドラマじゃないですし、この作も物語を作っていきたい。『コード・ブルー』の登場人物たちは5人それぞれ、さらなる高みを目指していきましたが、僕もそれに負けないように、もっと面白いというか、皆さんの心に届くような物語を作りたいと思っています」と意気込みを語った。
そして、「『90億超えは15年ぶりだよ』とか『邦画の実写5位だよ』とか、とかく興行収入のことを言ってくださるのでありがたいんですけど、いずれ何かの映画が超えていくと思うので、それは自分の映画でありたいなと思っています。