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インフルエンザ対策の新キーワード! 「フェカリス菌」の効果に注目

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インフルエンザ対策の新キーワード! 「フェカリス菌」の効果に注目
冬になると、毎年多くの感染者を出す「インフルエンザ」。日本では年間で約1,000万人が感染すると言われている。インフルエンザ対策としては、うがい・手洗い・マスクなどをはじめ、毎年さまざまな予防法が話題になっているが、中でも数年前から注目を集めているのが「乳酸菌」。乳酸菌を摂取することにより、腸内免疫細胞を活性化し、免疫系のバランスを整えることで、インフルエンザをはじめとしたウイルスによる羅患の予防につながると期待されている。

そして、200以上と言われる数多くの乳酸菌の中でも、近年インフルエンザ対策において特に注目を集めているのが「フェカリス菌」。乳酸菌は数を多く摂るほど効果的であり、球状かつ超微粒子の「フェカリス菌」は大量摂取に非常に適している。また、マウス実験においても、インフルエンザの予防・治療における「フェカリス菌」の有用性を示す結果が出ているほか、"加熱殺菌処理"をすることで、その免疫機能の向上効果は生菌体の約3倍になるという研究報告もある。

そこで今回、生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研では、インフルエンザ対策の新キーワードとして「フェカリス菌」に注目。
20~40代女性を対象とした「インフルエンザ対策」に関する意識・実態調査のほか、「フェカリス菌」の有用性を示す研究データや現役医師の見解についてレポートしている。

○現代女性の「インフルエンザ対策」に関する意識・実態

はじめに、20~40代の女性500名を対象に、「インフルエンザ対策」に関する意識・実態調査を実施。その結果は下記の通りとなっている。

◆昨シーズン、「同居する家族」がインフルエンザ感染した割合は5人に1人、「同じ職場の人」では半数
まず、過去のインフルエンザ羅患経験について調査を行ったところ、これまでにインフルエンザに感染したことがある女性は59%と約6割にものぼった。また、昨シーズンのインフルエンザ感染状況についても聞いたところ、自身が感染したという人の割合は13%で8人に1人という結果。また、「同居する家族」が感染した割合は23%、「同じ職場の人」が感染した割合は50%にも及んだ。

ちなみに、インフルエンザに感染した際のエピソードとしては、「幻覚が見える程の高熱が出た上に、解熱剤の効果が全く見られず、恐怖を感じるほどだった」(44歳・福岡県)、「1人の感染をきっかけに、家族全員が同時期にダウンすることになり、1週間何もできなかった」(33歳・静岡県)など、その症状や感染力に脅威を感じる声が多くあがった。また、「職場の人数が少なく大変な中で感染し、同僚に大変迷惑をかけてしまった」(41歳・山口県)、「学校行事の時に、インフルエンザにかかり休まざるを得ず、子どもがとても残念そうだった」(39歳・岡山県)と、仕事や家庭への影響も非常に大きいようだ。


◆軽視されがちな"内側からのケア" - 体の抵抗力を高めるためには、睡眠や食事による対策も必要
それでは、女性たちはインフルエンザについて、どのような対策をしているのか? 昨シーズン行った対策方法を聞いたところ、「手洗いをする」(69%)が最も多く、以下、「うがいをする」(62%)、「マスク」(51%)と続くなど、インフルエンザウイルスを寄せ付けないように、"外側"からの対策に力を入れている人が多い様子がうかがえる。その一方で、「十分な睡眠をとる」(36%)、「食事による対策をする」(18%)といった回答は少数派となり、免疫力をアップさせるなどの"内側"からの対策は軽視されがちな傾向にあるようだ。

ウイルスを物理的に除去するための"外側からのケア"はもちろん大切だが、十分な睡眠や、食事による対策で体の抵抗力を高める"内側からのケア"も大変重要なこと。つい疎かにしている人も多いようだが、インフルエンザにかかりにくい体づくりのためには、"内側からのケア"にも目をむける必要があると言える。

◆"内側"からのインフルエンザ対策として注目を集める「フェカリス菌」
こうした中、現在"内側"からのインフルエンザ対策において注目を集めているのが、乳酸菌の一種である「フェカリス菌」。ちなみに、今回アンケートに回答した女性たちに「フェカリス菌」を知っているかを聞いたところ、その認知度は17%にとどまった。続いては、「フェカリス菌」の概要と、インフルエンザ対策効果について紹介していこう。

○「フェカリス菌」のインフルエンザ対策効果

◆「フェカリス菌」とは?
「フェカリス菌」とは、人間の体内に常在している乳酸菌の一種。
そもそも「乳酸菌」とは、糖を分解して乳酸を生産し、エネルギーとする細菌の総称を指すが、一口に乳酸菌といっても、その数は多く、200種類以上と言われている。

他の乳酸菌との大きな違いとして、「フェカリス菌」には「球状である」「微細である」という2つの特性がある。「フェカリス菌」は、"球菌"と呼ばれる球状の菌体であり、そのサイズは500~1000ナノメートル(=1/2000~1/1000ミリメートル)と非常に小さく、例えば「ビフィズス菌」と比較すると、約5分の1のサイズとなっている。この特殊な形状により、「フェカリス菌」は一度にたくさんの摂取が可能となり、他の乳酸菌と比較しても、より免疫細胞を刺激しやすいと考えられている。また、加熱殺菌されても効果があるため、加工がしやすく、保存性・利便性も優れている。

◆マウス実験によって明らかになったインフルエンザの予防および治療効果
なお、「フェカリス菌」のインフルエンザ予防・治療効果は、マウス実験でも実証されており、2010年の「日本乳酸菌学会」にて発表された北海道大学とニチニチ製薬の共同研究によると、「フェカリス菌」の可溶性成分を投与したマウスと投与しなかったマウスでは、インフルエンザ感染後の生存率に有意な差が見られたという。

研究結果によると、「フェカリス菌(FK-23)」を投与しなかったグループのマウスにおいては、インフルエンザウイルスの感染後14日時点で、マウスの生存率が40%であったのに対し、ウイルスの感染前・感染後ともに「フェカリス菌(FK-23)」を投与していた別グループにおいては、マウスの生存率は100%だった。さらに、「感染前のみ」あるいは「感染後のみ」に投与した場合でも、まったく投与しなかったグループと比べるとマウスの生存率が高いという結果に。
このことから、「フェカリス菌(FK-23)」は、インフルエンザの「予防効果」および「治療効果」が期待できると言える。また、今回の実験により、インフルエンザに感染する前から「フェカリス菌」を摂取すること、またインフルエンザに感染しても摂取し続けることの重要性が強く示唆された。

ちなみに、「フェカリス菌」は"加熱殺菌処理"をすることで、生菌以上に免疫向上効果が高まるという研究結果も出ている。「New Food Industry」(2006 Vol.48 No.9)に掲載された、ニチニチ製薬 中央研究所の実験では、「フェカリス菌」の加熱殺菌処理菌体は、生菌と比べて約3倍の免疫向上効果が期待できることが明らかになっている。

○医療の現場でも活用される「フェカリス菌」 - 現役医師が語るその有用性

胃腸を専門とする医学博士で、井の頭通りこう門科胃腸科 院長の大堀晃裕氏は、「フェカリス菌」摂取の有用性について、下記のように語っている。

◆現役医師も注目する「フェカリス菌」
インフルエンザ対策においては、うがい・手洗い・マスクなどの予防が重要ですが、それだけではなく、「免疫力」を高めることも大切です。そして、「免疫力」を高める上で、個人的にも注目しているのが「フェカリス菌」。

私自身、7年前から「フェカリス菌」を摂取し続けており、風邪やインフルエンザにかかりにくくなったという実感があります。
また、2年前からは家族も一緒に摂取しているのですが、同様にウイルス性の病気に対する抵抗力があがったようです。

自分で効果を体感してからは、クリニックの患者さんにも紹介しており、特に手術後などで免疫力の維持・向上が必要な方や、大腸炎や下痢気味の方など腸に不安のある方には、積極的に「フェカリス菌」に関する情報提供をしています。副作用がないため、安心して摂取していただくことができます。

◆「フェカリス菌」のインフルエンザ対策における有用性
「フェカリス菌」を摂取すると、腸内免疫細胞が活性化され、免疫系のバランスが整います。特にインフルエンザが流行する冬は気温が低いため、体が冷えることにより腸内の免疫細胞の働きも鈍くなりがちなので、「フェカリス菌」を摂取することは非常に意味のあることだと考えます。ただし、乳酸菌は、時間が経つと体内から出て行ってしまいますので、「フェカリス菌」を摂取する上では「毎日続ける」ということが何よりも重要です。

◆「フェカリス菌」を加熱殺菌することによるメリット
また、「フェカリス菌」は、加熱殺菌されても免疫向上効果を損なうことがなく、むしろ加熱殺菌をすることで、その効果が生菌の3倍に高まるという研究報告もあります。 さらに、生菌のままでは、どうしても1度に摂取できる乳酸菌の量には限界があり、多くても100~400億個程度ですが、加熱殺菌処理した「フェカリス菌」であれば、1度に約1,000億個の摂取が可能になります。


まもなく本格化すると予想されるインフルエンザの流行シーズン。今年は、うがい・手洗い・マスクなどの"外側"からの対策に加えて、「フェカリス菌」で免疫力を高める"内側"からの対策も取り入れてみてはいかがだろうか?

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