吉岡里帆、進化を求めて自分を客観視「あえて否定的に見るように」 事務所移籍で抱いた思いも語る

●『ガンニバル』シリーズの反響に喜び自身の信念も明かす
2022年12月末にディズニープラス スターで実写ドラマ化され大きな話題を呼んだ『ガンニバル』の完結編となるシーズン2が、3月19日より独占配信されている。前作に続き、主人公・阿川大悟の妻・有希を演じた吉岡里帆にインタビューし、同シリーズに参加した感想や、前作から約2年での自身の変化について話を聞いた。
人里離れた供花村が隠してきた「この村では、人が喰われるらしい」という恐ろしい噂をめぐる真相が明らかになるシーズン2。柳楽優弥演じる主人公の警察官・阿川大悟は、村の真相に迫るため、狂気と暴力の渦に自らを投じる。
大悟の妻・有希役の吉岡は「シーズン2は1からの地続きなので、当時の気持ちをもう一度新鮮に思い出すということをまず大事にしました。この物語はある種のファンタジーでもありますが、まるで本当にこんな事件が起きたと思ってもらえるような生々しい感情を大事に演じました」と語る。
現実世界とはかけ離れた物語だが、共感する部分もあるという。
「シーズン1よりもバイオレンス要素は圧倒的に強まりますが、根っこに流れているのは家族愛で、家族を守るという親たちの使命感みたいなものが芯になっているので、そこは共感します」