出産なめてた - 高齢出産でズタボロになってぶっ倒れたの巻
35歳で初めての出産。いわゆる高齢出産に挑んだ筆者だったが、産前から妊娠糖尿病になりかけたり、体重コントロールに苦しんだりとそれなりに大変だった。そしていよいよやってきた出産予定日。計画出産だったので予定日の前日に入院し、次の日にはすこーんと産まれるものだと思っていた。
○産後のことを考えて無痛分べんを
ここでこっそり告白するが、私は無痛分べんを選んだ。私たち夫婦の実家は遠方で、産後は継続的なサポートを期待できないので、産後の回復が早いといわれる無痛分べんを選んだ。
入院してすぐに、背中から麻酔チューブが入れられる。「背中に麻酔!? あんなに肉がなくて痛そうなところに!?!? 」とビビる。
麻酔ごときで怖がるなんて、これから出産を控えている者の発言とは思えないが。
無事に麻酔チューブが入り、麻酔を効かせながら陣痛促進剤を打つ。陣痛は来ているらしいが、麻酔のおかげで全く痛みはない。この段階で、翌日の出産に何の疑いもなかったのだが、その日の夜になって「進行が遅いから、一旦麻酔を切ろう」と言われた。麻酔を切ったほうが進行が早くなるためだそうだ。
○立ち合い出産で「妻を女性とみられない」