高杉真宙、菅田将暉と6年ぶり共演「真っ直ぐに舞台上で生きたい」
俳優の高杉真宙が、菅田将暉の主演舞台『カリギュラ』に出演することが30日、明らかになった。
『カリギュラ』は、20世紀のフランス文学界を代表する劇作で小説家のアルベール・カミュによる戯曲。暴君として知られるローマ帝国第3代皇帝カリギュラを題材に、彼の絶望や狂気、悲しみなどを描き、作者自身が『異邦人』『シーシュポスの神話』とともに“不条理三部作”と位置付けている。
今回の舞台では、演出家の栗山民也が指揮を取り、今年デビュー10周年を迎える菅田将暉が主演を務める。高杉は、『カリギュラ』の中でも重要人物の1人、幼い頃からカリギュラの寵愛を受けてきた若き詩人・シピオンを演じる。菅田との共演は、6年ぶりとなる。
高杉は本作への出演について、「自分にとってどの作品も挑戦し、食いついていかねばと思っているのですが、このカリギュラという作品で初めて栗山民也さんに演出して頂くということが、嬉しくそして緊張もしています」と心境を吐露。
また、「初めてのビジュアル撮影で菅田さんの写真を見た時にカリギュラという人間を見る感覚と言いますか。
静けさの中で爆発している様に感じて、自分はどんな風になるのか、どんな風に撮られるかなと楽しみにしていました」