ムロツヨシ、主演舞台の爆笑に「すごい」 堤真一も頭の良さを絶賛
俳優のムロツヨシが主演を務める舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』が、東京・新国立劇場にて5日より開幕した。
同作は、福田雄一が挑んだ18世紀のイタリア古典喜劇。水の都ヴェネチアを舞台に、憎み切れないお調子者の召使トゥルファルディーノ(ムロツヨシ)が、2倍の給料をせしめようと、 別々に2人の主人(堤真一・吉田羊)に仕えたことから、帳尻合わせの勘違いとすれ違いの「恋の大混乱」が巻き起こる。
ムロ、堤、吉田、賀来賢人と主役級の俳優が揃ったことでも話題を呼んでいる同作は5日に無事に初日の幕が開き、キャスト陣がコメントを寄せた。上演は28日までを予定している。
○福田雄一 コメント
古典のしっかりした構造と人間関係の描き方は崩さずに、いわゆるコテコテのネタをどう上質な笑いに転化させるか。自分としては、これが相当の挑戦でした。しかもこの豪華な顔ぶれ。
稽古が近づくにつれて、どんどんプレッシャーが大きくなって、ムロくんとも「助け合っていこうね」と励まし合っていたほど(笑)。初日は終始爆笑!この爆笑が千秋楽まで続きますように! お客さんには、「楽しくていいものを観たな」という感覚を持ち帰っていただきたいですね。