爆笑問題、芸歴30年以上でも緊張「ウケるかウケないか、まったくわからない」
1988年のコンビ結成以来、政治から芸能まで世の中のあらゆるジャンルの出来事を漫才のネタにしてきた爆笑問題(田中裕二・太田光)。現在発売中のDVD『2019年度版漫才爆笑問題のツーショット』でも恒例となる1時間ノンストップの時事ネタ漫才を披露している。昨年コンビ結成30年を迎え、今年は平成から令和に変わる歴史的な節目を迎えた二人は今、どんなことを思っているのか。時代と並走し舞台に立ち続ける二人に話を聞いた。
○「今回は『歌いたい!』という思いから始まりました」(太田)
――今回の漫才は平成から令和に変わる節目ということで、いつもとは違う特別な思いはありましたか。
田中平成最後の収録ということも当然ありましたし、世の中的にも何かにつけて騒いでましたから。今までに経験してなかったことですから、昭和の終わりとは違うムードは確かにありましたね。考えてみれば我々も平成が丸ごと活動期間ということもあり、自ずとそういう気持ちにはなりました。
――太田さんも同じ気持ちですか?
太田確か平城京のときは次の元号がわかってたから……。
田中いつの話してんだよ! いいよ、1000年以上も前のことは。