2019年7月12日 13:00
稲垣吾郎、ミュージカルで「音楽の幅が広がった」 個人ライブにも意欲
俳優・歌手の稲垣吾郎が主演を務めるミュージカル『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』の東京公演が、8月30日から9月23日まで日本青年館ホールで上演される。同作は、2012年、2014年、2016年と3度にわたり上演された稲垣主演「恋と音楽」シリーズのクリエイター陣が集結し、再び稲垣とタッグを組んだ舞台。昨夏に京都で上演され、今秋パワーアップして東京にて上演される。
作・演出は、数々のオリジナルミュージカルを手掛ける鈴木聡氏、音楽は、昨年11月に亡くなったジャズピアニスト・作曲家の佐山雅弘さんが担当。この強力タッグによるミュージカルを通じて稲垣は、それまで敬遠しがちだったジャズを身近に感じるようになり、音楽の幅が広がったという。自身に大きな影響を与えた同シリーズの魅力、そして、音楽への思いを稲垣に聞いた。
――「恋と音楽」シリーズから定期的にミュージカルに挑戦されていますね。
僕にとってミュージカルはずっとやってきたものではなく、軽く違和感がありました。
もちろん歌も芝居も何十年もやっているんですけど、芝居しながら歌うというミュージカルはどこか不思議でふわふわする感じがあって、それでもようやく去年の京都公演くらいから自分なりにつかんできたものがあり、芝居をしながら歌うことを素直に楽しいなって思うようになりましたし、ミュージカル特有の違和感はなくなりました。