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飯島寛騎×西銘駿、仲良し2人が舞台で同じ役も性格は逆?「違い見せる」

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飯島寛騎×西銘駿、仲良し2人が舞台で同じ役も性格は逆?「違い見せる」

●男劇団 青山表参道Xで『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』
米倉涼子、上戸彩など華やかな女優陣の存在で知られるオスカープロモーションの、初・男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」。若手イケメン俳優から、これからブレイクしそうな俳優33名が所属し、2017年11月に発足となった。

今回、劇団として2回目の公演となる『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』を7月20日から上演する。ルビー(飯島寛騎、栗山航、小沼将太、立花裕大)、サファイア(西銘駿、塩野瑛久、村上由歩、松本健太)、エメラルド(定本楓馬、中村嘉惟人、湯本健一、長田翔恩)と3チームにわかれ同じ脚本で競演し、水江建太、奥野壮、岩田知樹といった日替わりゲストも登場する。とある資産家の邸宅に侵入した強盗集団ZOOが壮絶な死を迎えたのちに無機質な会議室で目覚め、作戦会議と強盗劇を繰り返す……という内容になっている。

今回は、ルビー・サファイヤでドッグ役を演じる飯島と西銘にインタビュー。プライベートでも仲が良いという2人に、互いの初対面の印象や舞台にかける意気込みについて話をきいた。

○■ドッグタイプ・西銘とキャットタイプ・飯島

――今回お二人はチームが分かれていますが、同じ役なんですよね。


西銘:一人一人コードネームがあって、僕らは”ドッグ”こと犬飼柊人を演じます。例えばバードはすごい頭がよかったりと特徴があるんですが、ドッグはみんなが落ち込んでるときにも諦めずに励ます、ムードメーカーのような存在です。

飯島:基本的になんでもできるけど、なんか特化してないみたいなキャラクターで、中立のような存在です。でも5人で繰り広げていくので、みんな各々見所があると思います。3人それぞれ同じ役を演じるので、もともと持っているキャラクターも出てきて、面白くなりそうです。

――それぞれのチームはどうなりそうですか?

西銘:飯島君たちのチーム(ルビー)はすごいよね。ギャグセンスの高い人たちが集まってる。

飯島:まじめで面白いひとたちが多いので、ふだんもさりげなくかましてくるんですよね(笑)。
なので、細かくやりとりできるんじゃないかな。

――それは、誰がかましてくるんですか?
飯島:ほぼ全員です(笑)。

西銘:小沼君とか栗山君とかも、みんな。

飯島:小沼君が、一番器用かもしれない。

西銘:面白さのキーポイントになってきそう。

――西銘さんの、サファイヤチームについては。

西銘:しっかり土台を作っていくチームだと思うので、ちゃんとお芝居をしながら、内容にあったふざけかたをしていけたらと思います。もともと仲も良くて、話し合いをする時間が多いと思うので、細かいところまで作っていきたいです。


――誰がムードメーカーなんですか?

飯島:西銘じゃない?

西銘:(照れながら)僕は基本的にムードメーカーなので、役をもらった瞬間に、「西銘だな!」と思いました。コードネームもドッグで、僕自身もよく犬と呼ばれるので、けっこうやりやすいのかな。

飯島:そう考えると、僕は逆なので……。

西銘:キャットタイプだから!

飯島:さりげなくいいところを持っていく、みたいな感じです(笑)

西銘:ずるいタイプだもんね(笑)

飯島:明るいムードメーカーの役はあまり演じたことがないので、どう出せるのか考えています。せっかく3チームあるから、周りと被りたくないし、こだわっていきたいです。

●劇団の中で注目するメンバーは…
――エメラルドチームについては、どんな印象ですか?

西銘:定本君は2.5次元で舞台慣れしているので、安定感があって、未知数なんですよ。

飯島:武器は1番多いかもしれないよね。長田君くんとか、トリッキーな武器が多いチームだなと思います。


西銘:多方面で攻めてくるチーム! どう着地するのか、自分たちでも予想できないので、わくわくは大きいです。同事務所のメンバーで、ふだんから一緒にイベントもやっているので、その分話し合いができると思います。

飯島:なんでも言えるよね。この2年くらいで中身も知っているので、「こいつ、こうきたか」「俺らはこうだよね」と、話し合いができると思います。

西銘:役者はみんなそうだと思うんですけど、同じ役をやるにあたって、同じものを出したくない。だから、その分おもしろくなりそうです。戦いとかじゃなくて、3チーム違うものを見せてみんなで盛り上げていきたいです。

――違いを見るのが楽しいから、何回も観たくなりそうですね。


西銘:劇中でもアドリブシーンがあって、そこにチームの個性が出ると思うので、楽しみにしてもらいたいですね。飯島:毎公演日替わりゲストもいるし、まったく同じ日はないと思います。

――青山表参道Xが発足して2年弱、中でもお二人は特に仲が良いという噂を伺っているんですが…

飯島:ビジネスです(笑)。

西銘:やめて!(笑) 違いますよ!

飯島:(笑) 僕がデビューした頃から一緒になることが多くて、劇団ができる前から考えると、1番一緒にいる時間が多いのかも。

――初対面のときの印象は覚えてますか?

西銘:真面目!

飯島:僕も、最初は「真面目で純粋な子だな」と思いました。

西銘:今は真面目じゃないと思われるかもしれないから!(笑)

飯島:俺は今も真面目だよ!

西銘:最初は互いに同じ事務所のメンバーとしてちゃんと接しなきゃという気持ちが強かったけど、今ではプライベートでも仲が良いです。普通にカフェとか行くよね。

飯島:行ったっけ? あんまりカフェに行った記憶がない(笑)

西銘:なんで記憶消してんの!?(笑) その分肩の力も抜けて、稽古場が楽しいです。
普段の舞台は初対面の方が多いけど、今回は仲が良いところからのスタートなので、最初から引き出しを見せ合える。そこがすごく良いのかなと思います。

――お互いに相談などもされるんですか?

西銘:自分自身でどこがだめかわかっているから、普段はあまり相談しないです。でも、今回はお互いが同じ役だから、相談するかもね。

飯島:それはあるかも。

西銘:さっきも「アドリブ、こう言っていい?」と話していたところなんです。

――同じ役を演じることもあまりないですもんね。

西銘:3人の違いがチームの結果にもなってくるので、どれだけチームで力をつけられるのか、頑張らないとね。


飯島:本当だね、気温も高いし。

西銘:それ、汗の問題でしょ!

飯島:稽古場が暑いと、集中するのも大変だから、夏の永遠のテーマですよ!

――稽古場の冷房を効かせて…

飯島:クールビズしたいです!

西銘:そういうことなの!?(笑)

――全体の中でこの人に注目というのもぜひ教えてください。

西銘:僕は、村上由歩くんがどれだけふざけてくれるかなって。コメディアンな部分があって、ちゃんと作る人なので、アドリブとかよりじゃなく、ちゃんと作ってくれて、僕らがアドリブで返す。塩野君はしっかりとこなしてくるという信頼感がある。松本健太くんはまだお芝居見たことがないので、どういうお芝居するんだろう? というのが、わくわくでもある。そこをみんなでかみくだいていけたら最高かな。

飯島:僕は立花さんが楽しみですね。

西銘:僕も楽しみ!

飯島:普段からまっすぐな男なんですよ。だから面白くもあるし、つまんなくもあって、真ん中はあまりない(笑)。真面目すぎて面白い、みたいなところがすごくあるので、劇をかき乱してくれるんじゃないかなと、楽しみです。

■飯島寛騎
1996年、北海道出身。「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に抜擢される。2017年11月に男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員となり、旗揚げ公演の『SHIROTORA~beyond the time~』で主演をつとめる。主な出演作に映画『愛唄 -約束のナクヒト-』『PRINCEOF LEGEND』(19)、webドラマ『御曹司ボーイズ』(19)、主演舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(19)などがある。

■西銘駿
1998年2月20日生まれ。沖縄出身。身長173センチ。2014年、第27回JUNONスーパーボーイコンテストでグランプリを受賞。2015年に『仮面ライダーゴースト』の主役に抜擢され、以降は舞台・ドラマ・映画で活躍。2017年、オスカープロモーションの俳優で結成された「男劇団 青山表参道X」のメンバーとなった。主な出演に映画『走れ!T校バスケット部』(18)、主演ドラマ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』(18)、主演舞台『おおきく振りかぶって』(18)、『ダンガンロンパ3』(19)今秋、公開の映画『ダウト-嘘つきオトコは誰?-』に出演。

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