コクヨ子会社、「ザ・コンランショップ」運営会社の株式をカッシーナに譲渡
「ザ・コンランショップ」は、日本国内(※1)では、東京(新宿店、丸の内店、渋谷店)、大阪、名古屋、福岡の4都市6店舗で展開しており、英国のインテリアデザイナーのテレンス・コンラン卿が家具・インテリア用品など世界各国から選んだ約7,000アイテムを扱っている。
※1 海外では、ロンドン(2店舗)、パリにザ・コンランショップホールディングスの直営店として運営
コクヨグループでは、顧客の嗜好の多様化に対応した商品づくりを推進することに留まらず、その商品の世界観を直接伝えるためとし、消費者との接点拡大・強化を目指した取り組みの一環として、2010年1月より「ザ・コンランショップ」を運営。以降、2011年9月に関西初の店舗となる「ザ・コンランショップ 大阪店」、2012年4月には初のシングルコンセプトショップ「ザ・コンランショップキッチン」を渋谷ヒカリエにオープンした。
コクヨグループは現在、国内・海外市場とも顧客への提供価値にこだわり、その価値を最大化する開発・生産・販売・物流のバリューチェーンを体現する「事業機軸」の経営を掲げている。
一方、カッシーナは、「洗練された、夢のある生活空間へ」という企業理念を実現するため、快適な住空間やコミュニケーションが活発化するオフィス空間など、顧客が望むライフスタイルの実現に貢献することに努めている。
今回、コクヨグループは、ライフスタイル提案や店舗運営ノウハウ、コントラクト事業への展開など、シナジー効果による事業のさらなる発展を期待して、「ザ・コンランショップ」ブランドの価値を高く評価したカッシーナに同事業を譲渡することとした。
今回の譲渡により、LmDはコクヨの連結子会社ではなくなる。