山崎まさよし、14年ぶりの映画主演で尻ごみ「辞めようかと思った」
11月8日群馬先行公開、11月15日全国公開の映画『影踏み』の完成披露イベントが5日、都内で行われ、主演の山崎まさよし、篠原哲雄監督が出席した。
『64-ロクヨン-』や『クライマーズ・ハイ』などで知られる作家・横山秀夫が描いた『影踏み』を、山崎まさよし主演で映画化。深夜に寝静まった民家を狙い現金を盗み出す忍び込みのプロ"ノビ師"という孤高の泥棒を演じる。
この日は試写会前に主演の山崎と篠原監督が登壇してトークショー。2005年公開の映画『8月のクリスマス』以来、14年ぶりに映画主演を果たした山崎は「今回は音楽もつけさせていただきましたが、自分の芝居を見ながら音をつけるという恐ろしいことをさせていただきました(笑)。エンドロールの主題歌がのって映画が完成しますが、客観的に自分の芝居を見て大丈夫かな? と。大役だしプロの役者さんじゃないですからどうなるかと思いました」と偽らざる胸中を明かすも「最後はミュージシャンとして主題歌で締めくくれたので感無量です。皆さんのお陰でもありました」と周囲に感謝の言葉を口にした。
その山崎とは、自身の長編監督デビュー作『月とキャベツ』以来の付き合いとなる篠原監督。