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久保史緒里ら、乃木坂46新セーラー戦士集合! 互いに見つけた新たな一面

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久保史緒里ら、乃木坂46新セーラー戦士集合! 互いに見つけた新たな一面

●好きだからこそのプレッシャーや不安
漫画家・武内直子により1991年から講談社の少女漫画雑誌「なかよし」で連載され、アニメ化を経て、今なお愛される名作『美少女戦士セーラームーン』。国民的人気漫画と国民的アイドルがコラボした、乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2019がこの秋に東京と中国・上海で上演される。「美少女戦士セーラームーン25周年プロジェクト」の一環として2018年に上演された同作の再演という形で、新たな乃木坂46メンバーがこの大作に挑むことになった。

今回は、セーラー戦士5人にインタビュー。セーラームーン/月野うさぎ役の久保史緒里(3期生)、セーラーマーキュリー/水野亜美役の向井葉月(3期生)、セーラーマーズ/火野レイ役の早川聖来(4期生)、セーラージュピター/木野まこと役の伊藤純奈(2期生)、セーラーヴィーナス/愛野美奈子役の田村真佑(4期生)と、同作のために集った精鋭メンバーに、作品への思いやメンバーの意外な一面などについて話を聞いた。

○■みんなで聞いた出演

――最初にぜひ、みなさんの出演が決まった時の感想と、キャラクターへの思いを伺えたら。

久保:もともとセーラームーンがすごく好きだったので、嬉しい気持ちと、それ以上に好きだからこそのプレッシャーや不安がありました。でも4人の名前を聞いた時、「このメンバーなら、いろんなことができるんじゃないかな」と感じるくらい、頼もしい戦士たちだと思いました。
私が演じるうさぎちゃんについては、天真爛漫な明るさや深い愛情を持っている部分をすごく尊敬しているので、演じながら吸収できたらと思います。

――いつから『美少女戦士セーラームーン』が好きだったんですか?

久保:小さい時からアニメを見て、セーラームーンごっこをしていました。大きくなってからはセーラームーンのミュージカルも見て、どんどん好きになっていきました。

向井: 去年の乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」で初めて作品に触れました。でも史緒里と一緒で、メンバーを聞いた時にすごく安心して、まだ何も始まっていないけど、良い舞台ができそうだなと思いました。去年見ていた時は、まさか自分が出演するとは思わなかったので不安もありましたけど、「頑張るぞ」と思いました。――みんな人気だけど、特に亜美ちゃんはかつて雑誌の人気投票で1位になるなど、いろんな方からの支持を得ているキャラクターですよね。

向井:いろんな方に「すごく人気なキャラクターなんだよ」と言われて知ったんです。
自分がやって大丈夫かな、という不安はあるんですが、仲間思いなところは、似てるかな? それ以外は真逆な部分が多いのですがだからこそできることがあるんじゃないかと思って、研究しています。

――早川さんはいかがでしたか?

早川:出演の発表は、メンバーと一緒に集まって聞きました。これまで『3人のプリンシパル』という舞台には出演したんですが、その日の投票によって出演者と演じる役が変わる異色の珍しい舞台で、役が固定されている公演ははじめてで、まずそのことに動揺しました。「どうしよう、できるかな」と不安になりましたが、先輩が3人もいらっしゃって、「これはやるしかないな、置いて行かれないように頑張ろう」と思いました。レイちゃんはクールで、みんなが慌ててる時も冷静に考えて動くタイプ。私はあんまり考えずに行動してしまうことが多いので、レイちゃんのようになりたいなって思います。

――先輩方がいる中で、しっかり者キャラを演じることになるんですね。

早川:みんなに「落ち着いて」と言わなければいけないので、頑張ります。


伊藤:私は今回の話を聞いた時に、再演は良い意味でも悪い意味でも比べられるので、「大丈夫かな」という心配はありました。私が1番先輩という舞台が初めてなので、しっかりしなきゃという気持ちも大きかったです。3期生の2人とはもう一緒に活動している期間が長いのですが、4期生の2人とはほぼ初めてだったので、「教えてあげないとだ」と思って。頭を5人分使って、自分の役だけじゃなく周りの分も考えなきゃ、と思いました。キャラとしては、まこちゃんは力強くいのに乙女、というギャップがあるかわいらしいキャラで、私自身も第一印象は怖がられるタイプなので、似てるかな? と思いました(笑)。役には、すっと入りこむことができました。

――伊藤さんはこれまでに舞台経験を積まれていますが、それでも不安はあったんですね。

伊藤:今までにやったことのないジャンルで、しかもより多くの方が知っている作品なので、いろいろな面でプレッシャーを感じています。


田村:私も聖来と一緒で『3人のプリンシパル』以来の舞台。1つの役をいただいて理解を深めて作っていく、ということはほぼ初めてなので、不安の方が大きくて。もともと自分に自信のあるタイプではないので、歴史ある素敵な舞台を務められるのかな、と思いました。でも、ヴィーナスと似てる部分は多いのかな、という感覚はあります。4期生の中では最年長なので、MCをさせていただいたりと、しっかりする場面もありつつ、ふだんはけっこうふざけたりするタイプ。美奈子ちゃんもセーラー戦士としてはしっかり者だけど普段はドジなところもある。そういう美奈子ちゃんのかわいいところを出せていけたらと思います。

――周りの4期生の方からは、何か反応はありましたか?

早川:なんだろう? 「観に行くね〜!」とか。


田村:「私もやりたかった!」というメンバーもいました。今は、先輩たちに頼りながらも一緒に舞台を作っていかなきゃという気持ちです。

早川:距離が縮まって嬉しいです。

久保:ね〜!

早川:年は私の方が(久保より)1つ上なんです。でも先輩なのに近い距離でお話してくれるので、すごく嬉しくなっちゃう。

●伊藤純奈のかわいさに全員が夢中!?
――稽古が始まって、「メンバーの新たな一面を発見した」ということはありましたか?

早川:純奈さんが、かわいい!

メンバー:わかる! 惚れちゃう!

伊藤:この子たち、いじってるんですよね。私のことを!

メンバー:かわいい〜!

久保:今、いちばん話題ですよね。

向井:アンダーライブではずっと一緒だったんですが、その時は、会ったら抱きつきたくなるし……(伊藤を見つめる)支えてくれる、大黒柱みたいな存在。
みんなにぎゅっとされる感じで、私もぎゅっとしてたんですけど、いまはそれよりも……かわいさ? 女の人として見ちゃう!

メンバー:(笑)

向井:素敵だし、かわいいな〜って!

早川:常にいい匂いする!

――いつからそう思ったんですか?

向井:稽古の前にワークショップをやった時があって、それからです。

伊藤:……あれからなんだ! 2人組になって、用意されたセリフを自分たちの設定で演じるワークショップがあって、私はネフライト役のShinさんとカップルという設定で、デレデレな彼女を演じたんです。

早川:かわいかった!

向井:もう〜彼女! すごく彼女にしたい!
――そんな伊藤さんが新たな一面を見つけた方はいましたか?

伊藤:私は、早川に夢中です。面白い。

早川:面白くないですよ!

伊藤:葉月も愛されキャラで、かわいくて面白いんですけど、今まであまりしゃべったことがなかった4期生と毎日一緒にいるので、新しい発見です。これもワークショップの時の話で、演出家のウォーリー(木下)さんに言われて罰ゲームで一発芸をすることになったんですけど、聖来がもう盛大な前振りで「私できないです〜!!」と、もじもじしてたんです。それで最後、大トリで聖来がやる番になったら、「スパイダーマンのものまねしま〜す」って(笑)「新しい人材いるな」という感じで、大注目です。

早川:多少恥ずかしくても、スイッチが切り替わるとできちゃうんです。


伊藤:舞台向いてると思う。

早川:お稽古場でも「やるよ」と言われたら、切り替わるのがすごいわかるんですよ。それは自分でもちょっと気づいてるんです。

伊藤:……ね、面白いでしょう?(笑) 本当に面白いんですよ。
○■"先輩"の意外な一面に気づく

――ぜひ見てみたいです。田村さん、久保さんは何か新しい発見はありましたか?

田村:私は今まで史緒ちゃんと話す時に、「しっかりしてる」と思うことが多かったんですけど、今回よく泣く姿を見ているので、本当の姿がわかりました。

向井:やっとわかったでしょ! ずっと泣いてる。

田村:今までは「先輩」という感覚だったんですけど、泣く姿を見てちょっと「かわいいな」と思いました。

久保:ハートが単純に弱いんです……すぐ泣くんですよ。泣かないようになった方ではあるんですけど、すごい方々がたくさんいる現場では、自分のできなさに落ち込む毎日で。

――同期としては、そういうときは慰めるんですか?

向井:一緒に泣く! だから今回は慰めてくれる人が周りにいて、新しい環境です。

――それでは最後に、公演を楽しみにしている方へのメッセージと、海外公演への意気込みをぜひセーラームーン役の久保さんにお話いただけると嬉しいです。

久保:武内直子先生が生んでくださった、本当に素晴らしい『美少女戦士セーラームーン』の世界を私たちも生きることができて、すごく光栄に思っています。私たちが今回舞台に立てるのは、今まで『美少女戦士セーラームーン』、そしてセーラームーンのミュージカルを支えてくださったみなさんのおかげなので、感謝して、私たちは……。伊藤:(小声で)私たちらしく

久保:私たちらしく! 皆様に夢を与えられるような素敵な時間を……。

伊藤:(小声で)お届け

久保:お届けできたらいいなと思います! よろしくお願いします。

――海外公演についてもぜひメッセージをいただければ!

久保:海外公演! そうですね……。

伊藤:……なかなか海外で舞台に立てることはないので

メンバー:(笑)

久保:なかなか海外で舞台に立てることはないので! ありがたく貴重なことで、私たち自身もどきどきしておりますが……。

伊藤:(小声で)上海の

久保:上海の皆様にも『美少女戦士セーラームーン』の素晴らしさ、セーラームーンのミュージカルの素晴らしさをお届けすることができたら……。

伊藤:(小声で)嬉しいです

久保:嬉しいです! ……純奈さんの言葉です(笑)

■プロフィール
・久保史緒里:2001年7月14日生まれ、宮城県出身。舞台『三人姉妹』(18年)、『見殺し姫』(17年)、ファッション誌『Seventeen』専属モデルなど。
・向井葉月:1999年8月23日生まれ、東京都出身。舞台『コジコジ』(19年)主演、『ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE ROUND2』などに出演。
・早川聖来:2000年8月24日生まれ、大阪府出身。4期生初公演『3人のプリンシパル』(19年)出演。
・伊藤純奈:1998年11月30日生まれ、神奈川県出身。『オリエント急行殺人事件』(19年)、舞台『七色いんこ』(18年)主演、『三人姉妹』(18年)などに出演。
・田村真佑:1999年1月12日生まれ、埼玉県出身。4期生初公演『3人のプリンシパル』(19年)出演。

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