吉岡里帆、「スペイン永住あるかも…」 国際映画祭でのできごとに感動
映画『空の青さを知る人よ』(10月11日公開)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音、長井龍雪監督が登場した。
同作は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』を世に送り出したアニメーションチーム・超平和バスターズ(長井龍雪・岡田麿里・田中将賀)の最新作。高校2年生になる相生あおい(声:若山詩音)は姉のあかね(声:吉岡里帆)とともに暮らしていたが、ある日姉の元カレである金室慎之介(声:吉沢亮)の高校生時代=しんのが13年前から現れ、恋をしてしまう。そんな中、31歳の慎之介とあかねは久しぶりの再会を果たそうとしていた。
大人にこそ刺さるという同作に、吉岡は「観に来た人を全肯定する力がある気がします。あたたかく包み込んで背中をポンと押してくれるような、優しい強さが詰め込まれてると思うので、ふらっと劇場に来てほろっと泣いて、浄化されるんじゃないかな。
『あなたは素晴らしいんです!』と言ってるような気がするので、そういうところを感じ取りに来てくれたら」と勧める。若山は「世の中に疲れたとか傷ついてしまったとか、そういう経験がある人にこそ、『劇場であたたまりにきたらどう?』って勧めたいです」