くらし情報『芸能人への誹謗中傷、どのような罪に問われるのか? 弁護士が対処法も解説』

2019年12月6日 12:17

芸能人への誹謗中傷、どのような罪に問われるのか? 弁護士が対処法も解説

芸能人への誹謗中傷、どのような罪に問われるのか? 弁護士が対処法も解説

元KARAで歌手のク・ハラさんが先月24日、ソウル市内の自宅で亡くなっているのが発見された。28歳だった。地元警察は自殺と断定し、ハラさんは以前からネット上の誹謗中傷に苦しんでいたとも報じられている。このように、韓国では有名人を書き込みなどで追い込む“指殺人”が社会問題化しており、日本国内でも悩まされている芸能人は少なくない。

元AKB48のタレント兼実業家・川崎希は10月、無法地帯と化しているネットの暗部に一石を投じた。匿名掲示板に悪質な書き込みをしたユーザーを情報開示請求で特定し、「今後は特定した人たちを民事、刑事で訴えていくということになります」とブログで報告。「ネットでの書き込みなどに悩む人がいなくなるようなモラルのあるネットの使い方が浸透していくようになりますように」とつづった。

芸能人への誹謗中傷は、どのような罪に問われるのか。
井上圭章弁護士(弁護士法人グラディアトル法律事務所)に解説してもらった。

○■脅迫罪や名誉棄損罪の可能性

――川崎さんは、妊娠出産を発表した時に「自宅で待ち伏せをしよう」「放火のチャンス」「子供を虐待している」などの書き込みをされたことをブログやフジテレビ系『ノンストップ!』で告白しました。

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