●若者たちに「車の楽しさ」を伝えたい
映画顔負けのカー・アクションが繰り広げられることが魅力のAmazonプライム・ビデオのバラエティシリーズ『戦闘車』。11月13日にDVDが発売されたシーズン2では、ダウンタウンの浜田雅功とナインティナインの矢部浩之がそれぞれチームを結成し、重量級の車両をぶつけ合い、危険を顧みぬチャレンジ精神を見せている。そんな本番組で圧巻の技術を見せているのが、プロレーシングドライバーの脇阪寿一だ。プロレーサーとして感じる番組の魅力や、浜田雅功との関係から出演を決めた経緯について語ってもらった。
――シーズン1から引き続きの出演ですが、シーズン2では演出やルールを含めて、シーズン1から変化している点が好評です。演者としては、どんな点がシーズン2では面白くなったと感じていますか?
基本的に、僕はレーシングドライバーなんですね。レースって、勢いで車を運転するイメージを大半の方々が持たれていると思いますが、僕の感覚ではレースは詰将棋。一個一個を頭の中で考えながら、車を安全にゴールまで導くという作業をしています。
そういった意味では、今回は運転しているテクニックだけではなく、運転しながらいろいろ考えて戦略的に詰めていく競技として楽しめました。