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【男性編】絶対、実現してほしい民主党のマニフェストランキング

マイナビニュース
昨年の国内トップニュースといえば政権交代。鳩山首相の献金問題、リーダーシップの欠如など、早くも支持率低下を見せていますが、今年こそ鳩山政権の正念場。民主党代議士の方々には、変革を求めて民主党に1票を投じた国民の期待を、今一度思い出してほしいもの。そこで20代ビジネスマンが、最も実現してほしいと思う民主党のマニフェストは何かを聞いてみました。 >>女性編も見る

Q絶対、実現してほしい民主党のマニフェストは?(複数回答)
1位天下りのあっせん、全面的禁止44%
2位税金の使い途をすべて明らかに34%
3位特別会計、独立行政法人、公益法人の仕事を徹底的に見直し27%
4位国家公務員の総人件費を2割削減25%
5位衆議院の比例代表定数を80削減20%

■天下りのあっせん、全面的禁止を実現してほしい!
・「税金が天下りした人の給料に使われるのは納得いかない」(26歳/IT/SE)
・「一部の官僚が甘い蜜を吸うような天下りのシステムは根絶してほしい」(26歳/アパレル/人事)
・「本来国のために仕事をすべき人が、自分や省のために仕事をしていたのでは、国内の問題や海外との問題に取り組めるはずがないから」(24歳/小売/販売)

■税金の使い途をすべて明らかにしてほしい!
・「収入に対する納税金額が大きくなってきているから」(28歳/繊維/財務)
・「税金の使い途をはっきりさせることで無駄なものを省け、必要なところに回せるから」(24歳/IT/SE)
・「税金を納める意味を実感するため」(23歳/自動車関連/財務)

■特別会計、独立行政法人、公益法人の仕事を徹底的に見直してほしい!
・「独立行政法人等を見直すことで、日本の借金が減るから」(23歳/マスコミ/営業)
・「自民党の長期政権での腐敗、癒着、堕落、汚職の排除を期待」(29歳/自動車関連/営業)
・「特別会計を一般会計に組み入れて、財源を確保してほしい」(27歳/コンサルティング/マーケティング)

■国家公務員の総人件費を2割削減してほしい!
・「民間との格差が給料だけではなく、福利厚生や年金などでも格差が大きいので」(29歳/精密機器/営業)
・「今の世の中の状況で、公務員が民間よりもはるかに高い年収を得ているのは非常識極まりない」(27歳/その他/その他)

■衆議院の比例代表定数を80削減してほしい!
・「国会議員が多すぎるから」(29歳/小売/販売)
・「公務員や政治家の無駄な人材の削減による歳出改革をしてほしい」(23歳/小売/販売)

■その他のマニフェストで実現してほしいのは……
・国会議員の世襲を禁止「本当に国を思う人が議員になってほしいから」(24歳/広告/営業)
・東アジア共同体の構築をめざし、アジア外交を強化「日本が生き残っていくためにアジアの一角を担ってほしい」(28歳/機械/SE)
・中小企業の法人税率を18%から11%に引き下げ「日本の99%以上の会社は中小企業なので、中小企業が元気になり景気がよくなってほしい」(25歳/卸/総務)
・「消えた年金」、「消された年金」問題の解決のため、2年間集中的に取り組む「年金がどうなるのかはっきりしてもらわないと、消費者の財布のひもはきつくなっていく一方だから」(29歳/食品/営業)
・雇用保険を全ての労働者に適用「正社員の特権ともいうべき雇用保険等の対象を拡大すべき」(24歳/自動車関連/財務)
・大学生・専門学校生の希望者全員が受けられる奨学金制度の創設「自分が奨学金の貸与のおかげで高校・大学に進学、卒業できたので、希望する人が進学できるようになってほしい」(24歳/学校/非常勤講師)
・新型インフルエンザ、がん、肝炎の対策への集中的な取り組み「医療関係者としては患者さんの苦労する姿を見ているので」(24歳/医療/サービス)

総評

581兆円(平成21年度末見込みの国債発行残高)という膨大な借金大国、日本。鳩山政権の至上命題は税金の無駄遣いを排除し、少しでもこの借金を減らすことにありますが、アンケート結果を見ても、廃止、見直し、削減の文字が並びました。まだ記憶に新しい「事業仕分け」を振り返っても、「こんなところに私たちの税金が使われていたのか!」と憤慨した人も少なくないはず。こと、天下りを筆頭に国家公務員および政治家に対する“優遇措置”なんてとんでもない話。
「公的なお金で不正をされると、税金を払うのがばかばかしくなる」(23歳/食品/営業)と若者に思わせるような政治はこりごりですが、従来の自民党政権とは異なり、さまざまな“しがらみ”がないことをアピールしている民主党には、ぜひとも力を発揮してほしいものです!
さて、毎月の給料明細書を見るたびに、引かれた税金の額に嘆く私たち。ランキングした選択肢の中で、2位の「税金の使い途を明確にしてほしい」に関してですが、一国民として税金の使われ方をチェックし、ときには「これはおかしい!」と声を挙げることは、自分の意識を高めること、ひいては日本を再生させることにつながるのかもしれません。
3月に景気の二番底の予想も聞かれますが、今年こそ鳩山政権の正念場。無駄の削減と景気刺激策や、いかなる結果を招くのでしょう?しばらくは私たち国民も「忍」の字が続きそうですね。
(文・藤原のん)

調査時期:2009年12月8日~12月14日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:男性263名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

■関連リンク

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>>鳩山内閣発足、のり塩事件……「一番印象に残った出来事は?」
>>COBS的選挙の常識力判断

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