愛あるセレクトをしたいママのみかた

【女性編】よく分からないけど使っているビジネス用語ランキング

マイナビニュース
「何もわざわざ分かりにくい言葉を使わなくても……」と思っている人が実際は多くいたとしても、世の中では意外と頻繁に使われているビジネス用語。誰かと話しているときに意味の分からない言葉が出てきてドキっとした経験や、何かの弾みで意味も分からないカタカナ用語を思わず口にしてしまった経験はありませんか?そんな、馴染み深いようで馴染みが薄く、分かりにくいのについ使ってしまいがちなビジネス用語とは?694名のビジネスウーマンに聞いてみました。 >>男性編も見る

Q、意味がよく分からないまま「使ったことがある」ビジネス用語は?(複数回答)
1位アウトソーシング8.2%
1位ユビキタス8.2%
3位コンプライアンス7.3%
4位ベンチャー企業6.8%
5位OJT(オージェイティー/オンザジョブトレーニング)6.5%

■ビジネスウーマンの知ったかぶりエピソード
・「ユビキタスをユニバーサルデザインと同じような意味だと勘違いしていて、『それって誰にでも使いやすいってやつでしょ?』と言ってしまった」(24/医療/その他)
・「ユビキタスとはどこかの会社名だと思っていて、『ユビキタス社会とありますが、その本社はどこですか?』と聞いてしまった」(25歳/通信/販売)
・「ユビキタスとは何かの条約の名前だと思って使ってしまい、笑いを生んだ」(23歳/金融/営業)
・「ベンチャー企業=中小企業と思っていた。カッコつけて『うちベンチャーだから!』と言っていたことが恥ずかしい」(27歳/IT/秘書・アシスタント)
・「できてすぐの会社はとりあえずベンチャーと呼んでいたが、『そこはベンチャーじゃないよ』と注意された」(25歳/マスコミ/クリエイティブ)
・「インセンティブをセンシティブと勘違いして、敏感肌を指していると思ってしまった」(24歳/医療/その他)
・「インセンティブとは給料のことだと勘違いしていて、恥ずかしい思いをした」(24歳/医療/専門職)
・「スキームをコーヒーメーカーのスチームと勘違いして、職場で談笑していたときに大笑いされた」(29歳/IT/クリエイティブ)
・「ブレストとは、“ブレス”と入っているくらいだから休息やリラックスをしながらする打ち合わせだと思っていた」(25歳/ガラス製造業/営業)
・「ロープレとはゲームを意味しているのだと思っていた」(23歳/農業/技術)
・「ポテンシャルとはテンションと同義語かと思い、『雨だからポテンシャル上がらない』と言ってしまった」(26歳/商社/総務)

■知ったかぶりをせざる得ない状況で
・「分からないビジネス用語を言った相手が同期だったので、自分だけ分からないことが恥ずかしくて意味を聞けなかった。結局相手が何を言っているのか分からなかった」(24歳/金融/金融系専門職)
・「周りの人が使っているビジネス用語を知ったかぶりで聞いていたが、突っ込まれては困ると思ったので早々にその場を立ち去った」(22歳/教育関連/秘書・アシスタント)

■知ったかぶりだったものの、ギリギリセーフ?
・「先輩と電話しているときにポテンシャルという言葉の意味をあまり分からずに使ってしまったが、向こうもあまり分かっていなかったので、適当にその場はしのげた」(24歳/ソフトウェア/プログラマー)
・「後輩指導のときにOJTという言葉を使ったが、いまだに意味が分からない。後輩に尋ねられたときは『自分で調べて』とごまかした」(28歳/通信/SE)
・「営業の人が『ペンディング』と言ったとき、雰囲気でなんとなく意味は分かったが、本当は『で、結局どうなったの?』と聞きたかった」(29歳/卸/マーケティング)

■知ったかぶりの失敗をはじめから回避している人は……
・「知っているフリをして誤解を招くとフォローが面倒だから、分からない言葉は使わない」(27歳/医療/財務)
・「ビジネス用語の意味がほとんど分からず、曖昧なまま使うという次元にも到達していない自分がいる」(27歳/精密機器/一般事務)
・「意味が分からない言葉は必ず調べる」(28歳/小売/販売)
・「難しい言葉は使わない」(24歳/土木/その他)

総評

ビジネスウーマンが選んだ「意味も分からずに使ってしまったビジネス用語」第1位には、「業務を社外の企業に委託する」という意味の「アウトソージング」と、「あらゆる所に遍在する」というラテン語の「ユビキタス」が並びました。ニュースなどでも何かと耳にする言葉なだけに、意味がハッキリとは分かっていなくても思わず使ってみたくなってしまったのかもしれません。
3位に挙げられた「コンプライアンス」の意味は「法令遵守」。
日本語で聞いても、この単語だけだとイメージしにくい言葉かもしれません。「企業活動における法令や倫理を守ること」と覚えておきましょう。4位は今や一般語として普及しているにも関わらず、いつまで経ってもその真の意味が浸透しきれていない「ベンチャー企業」。これは「独自の技術や知識を軸に成長を遂げている新規の小企業」、「ベンチャー投資機関から出資されている企業」などを意味します。5位に選ばれたのは”On the Job Training”すなわち「職業内訓練、実務に基づくトレーニング」と同義語の「OJT」。この意味を知って、「今さらながら、自分も入社直後にOJTを受けていたんだ」と分かった人もいるのでは?
この他にも、「シナジー効果」、「M&A」、「インセンティブ」など、分かるようで分かりづらいビジネス用語は、挙げたらキリがないほど。この機会に「ビジネス用語辞典」などを簡単に一読してみるのも良いのではないでしょうか。
(文・兄矢壱子)

調査時期:2009年12月8日~12月14日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:女性694名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

■関連リンク

COBSトレンドサプリ: 入社したばかりですが、“ビジネスパーソンっぽい”言葉を使いたい!
COBS横丁明日から使える!?ビジネスで使える「ウソも方便」
明日役立つスマートくんのビジネス用語集

完全版(画像などあり)を見る

提供元の記事

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード