【女性編】最も感動した90年代のアカデミー作品賞受賞作品ランキング
20代女性の心の1本は、徹底的に“真実の愛”を説いたあの映画!
20代の皆さんが思春期を過ごした1990年代。感受性豊かな時期に出会った映画は、おそらく一生ものでしょうから、今でも鮮明に覚えている作品は多いのではないでしょうか?そこで、米アカデミー賞の開催時期という話題性も併せ、皆さんの心に残る90年代のアカデミー作品賞受賞作を調査。まさに群雄割拠といえる状況下、その頂点に輝いたのは……。>>男性編も見る
Q:90年代のアカデミー作品賞受賞作品で、あなたが見たことがあり、一番感動した作品を一つだけ選んでください。(単一回答)
1位『タイタニック』(1997年)66%
2位『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)15%
3位『シンドラーのリスト』(1993年)6%
4位『恋におちたシェイクスピア』(1998年)5%
5位『羊たちの沈黙』(1991年)4%
■ストーリーに感動!派
・『ダンス・ウィズ・ウルブズ』:「タイトル通り、大自然の中で主人公がオオカミと踊っているようなシーンがきれいだった」(27歳/小売/販売)
・『羊たちの沈黙』:「単に怖いだけでなく、その怪しい世界観には引き込まれるものがあった」(22歳/卸/秘書・アシスタント)
・『羊たちの沈黙』:「恐ろしい殺人鬼だけど、教養と品のあるレクター博士が魅力的」(25歳/化学/研究開発)
・『イングリッシュ・ペイシェント』:「ヒロインが、死にかけながら過去を思い出している場面が印象的」(25歳/IT/サービス)
・『シンドラーのリスト』:「感動というより戦争の恐ろしさや悲しさを感じたが、たくさんの人に観てほしいと思った」(26歳/IT/SE)
・『フォレスト・ガンプ/一期一会』:「まっすぐな主人公が、少しずつ周りに影響を与えていくところが好き。必死に頑張ることは何かしら影響力を持つんだなと思った」(23歳/医療/財務)
・『フォレスト・ガンプ/一期一会』:「ジェニーとガンプのすれ違う恋が印象的。上を目指して堕落していくジェニーと、ジェニーだけを求めて昇りつめていくけど、彼女を手に入れられないガンプが切ない」(29歳/金融/クリエイティブ)
・『ブレイブハート』:「主人公が亡くなった妻の幻を見るところが綺麗で悲しかった」(29歳/アパレル/クリエイティブ)
・『タイタニック』:「真実の愛を学んだ」(23歳/小売/販売)
・『タイタニック』:「船が傾いて乗客が逃げ惑う中、演奏し続けた管弦楽メンバーのプロ根性に感動した」(29歳/その他/その他)
・『タイタニック』:「ジャックがローズを一人分の浮いてる板に乗せて助けてあげたところが印象的。自分が死ぬかもしれないのにローズを優先したその気持ちに感動した」(27歳/その他/その他)
・『タイタニック』:「身分の違いにとらわれず、愛を貫こうとした二人に感動した」(28歳/IT/SE)
・『タイタニック』:「船首で二人があのポーズをするシーンは忘れることができない。
・『タイタニック』:「当時すっごく好きな人がいたので、ローズが沈みかけた好きな人を助けに潜っていくのを観た時は『わかる!!』と思った」(29歳/金融/金融系専門職)
・『恋におちたシェイクスピア』:「ストーリーもそうだが、映像がすごく美しくて印象的。この映画でグウィネス・パルトロウが好きになった」(28歳/人材紹介/経営・コンサルタント)
・『恋におちたシェイクスピア』:「設定や服装など、その世界観が好き。大人な映画」(23歳/金融/サービス)
・『アメリカン・ビューティー』:「いわゆる感動作ではないけれど、切なくて、それでも心温まるラストには不覚にも涙してしまった」(26歳/商社/秘書・アシスタント)
■俳優の演技にも感動!派
・『羊たちの沈黙』:「レクター博士役のアンソニー・ホプキンスの演技に鳥肌が立った。彼の巧妙な脱走劇には手に汗をかいた」(27歳/損保/その他[営業事務])
・『イングリッシュ・ペイシェント』:「映像が美しく、俳優たちの演技もすばらしかった」(30歳/団体/総務)
・『タイタニック』:「レオナルド・ディカプリオを観に行った。初めて映画で泣いた思い出がある」(23歳/医薬品/研究開発)
総評
ラブストーリーの金字塔『タイタニック』が、66%という驚異的な得票率を得て1位を獲得。「真実の愛を学んだ(23歳/小売/販売)」を一例に、女性をうっとりさせる要素がそこかしこに盛り込まれているのがこの圧倒的強さの理由だと思われます。
そんな『タイタニック』以下3位までが男性編と同じ並びになりましたが、同5位の『恋におちたシェイクスピア』が4位に浮上したのは女性編ならではと見るべきでしょうか。「設定や服装など、その世界観が好き(23歳/金融/サービス)」と、ラブストーリー以外にも女心をつかむ要素が同作にはあるようですね。
ちなみに、「いわゆる感動作ではないけれど、切なくて、それでも心温まるラストには不覚にも涙してしまった(26歳/商社/秘書・アシスタント)」という『アメリカン・ビューティー』の口コミから分かるように、あからさまな感動シーンでなくとも心を揺さぶってしまうのがアカデミー賞作品の深いところ。もしかしたら、昔観た作品を今改めて観ると、また違った感動を味わえるかもしれませんね。かくいう筆者自身、20代の頃に観て何とも思わなかった『タイタニック』を、30代で観直して号泣した経験が。え!?単に鈍感なだけだって?
(文・大城健太郎)
調査時期:2009年12月16日~12月26日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:女性708名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
■関連リンク
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20代の皆さんが思春期を過ごした1990年代。感受性豊かな時期に出会った映画は、おそらく一生ものでしょうから、今でも鮮明に覚えている作品は多いのではないでしょうか?そこで、米アカデミー賞の開催時期という話題性も併せ、皆さんの心に残る90年代のアカデミー作品賞受賞作を調査。まさに群雄割拠といえる状況下、その頂点に輝いたのは……。>>男性編も見る
Q:90年代のアカデミー作品賞受賞作品で、あなたが見たことがあり、一番感動した作品を一つだけ選んでください。(単一回答)
1位『タイタニック』(1997年)66%
2位『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)15%
3位『シンドラーのリスト』(1993年)6%
4位『恋におちたシェイクスピア』(1998年)5%
5位『羊たちの沈黙』(1991年)4%
■ストーリーに感動!派
・『ダンス・ウィズ・ウルブズ』:「タイトル通り、大自然の中で主人公がオオカミと踊っているようなシーンがきれいだった」(27歳/小売/販売)
・『羊たちの沈黙』:「単に怖いだけでなく、その怪しい世界観には引き込まれるものがあった」(22歳/卸/秘書・アシスタント)
・『羊たちの沈黙』:「恐ろしい殺人鬼だけど、教養と品のあるレクター博士が魅力的」(25歳/化学/研究開発)
・『イングリッシュ・ペイシェント』:「ヒロインが、死にかけながら過去を思い出している場面が印象的」(25歳/IT/サービス)
・『シンドラーのリスト』:「感動というより戦争の恐ろしさや悲しさを感じたが、たくさんの人に観てほしいと思った」(26歳/IT/SE)
・『フォレスト・ガンプ/一期一会』:「まっすぐな主人公が、少しずつ周りに影響を与えていくところが好き。必死に頑張ることは何かしら影響力を持つんだなと思った」(23歳/医療/財務)
・『フォレスト・ガンプ/一期一会』:「ジェニーとガンプのすれ違う恋が印象的。上を目指して堕落していくジェニーと、ジェニーだけを求めて昇りつめていくけど、彼女を手に入れられないガンプが切ない」(29歳/金融/クリエイティブ)
・『ブレイブハート』:「主人公が亡くなった妻の幻を見るところが綺麗で悲しかった」(29歳/アパレル/クリエイティブ)
・『タイタニック』:「真実の愛を学んだ」(23歳/小売/販売)
・『タイタニック』:「船が傾いて乗客が逃げ惑う中、演奏し続けた管弦楽メンバーのプロ根性に感動した」(29歳/その他/その他)
・『タイタニック』:「ジャックがローズを一人分の浮いてる板に乗せて助けてあげたところが印象的。自分が死ぬかもしれないのにローズを優先したその気持ちに感動した」(27歳/その他/その他)
・『タイタニック』:「身分の違いにとらわれず、愛を貫こうとした二人に感動した」(28歳/IT/SE)
・『タイタニック』:「船首で二人があのポーズをするシーンは忘れることができない。
一時期みんなでマネしていたのが懐かしい(笑)」(23歳/医薬品/販売)
・『タイタニック』:「当時すっごく好きな人がいたので、ローズが沈みかけた好きな人を助けに潜っていくのを観た時は『わかる!!』と思った」(29歳/金融/金融系専門職)
・『恋におちたシェイクスピア』:「ストーリーもそうだが、映像がすごく美しくて印象的。この映画でグウィネス・パルトロウが好きになった」(28歳/人材紹介/経営・コンサルタント)
・『恋におちたシェイクスピア』:「設定や服装など、その世界観が好き。大人な映画」(23歳/金融/サービス)
・『アメリカン・ビューティー』:「いわゆる感動作ではないけれど、切なくて、それでも心温まるラストには不覚にも涙してしまった」(26歳/商社/秘書・アシスタント)
■俳優の演技にも感動!派
・『羊たちの沈黙』:「レクター博士役のアンソニー・ホプキンスの演技に鳥肌が立った。彼の巧妙な脱走劇には手に汗をかいた」(27歳/損保/その他[営業事務])
・『イングリッシュ・ペイシェント』:「映像が美しく、俳優たちの演技もすばらしかった」(30歳/団体/総務)
・『タイタニック』:「レオナルド・ディカプリオを観に行った。初めて映画で泣いた思い出がある」(23歳/医薬品/研究開発)
総評
ラブストーリーの金字塔『タイタニック』が、66%という驚異的な得票率を得て1位を獲得。「真実の愛を学んだ(23歳/小売/販売)」を一例に、女性をうっとりさせる要素がそこかしこに盛り込まれているのがこの圧倒的強さの理由だと思われます。
そんな『タイタニック』以下3位までが男性編と同じ並びになりましたが、同5位の『恋におちたシェイクスピア』が4位に浮上したのは女性編ならではと見るべきでしょうか。「設定や服装など、その世界観が好き(23歳/金融/サービス)」と、ラブストーリー以外にも女心をつかむ要素が同作にはあるようですね。
ちなみに、「いわゆる感動作ではないけれど、切なくて、それでも心温まるラストには不覚にも涙してしまった(26歳/商社/秘書・アシスタント)」という『アメリカン・ビューティー』の口コミから分かるように、あからさまな感動シーンでなくとも心を揺さぶってしまうのがアカデミー賞作品の深いところ。もしかしたら、昔観た作品を今改めて観ると、また違った感動を味わえるかもしれませんね。かくいう筆者自身、20代の頃に観て何とも思わなかった『タイタニック』を、30代で観直して号泣した経験が。え!?単に鈍感なだけだって?
(文・大城健太郎)
調査時期:2009年12月16日~12月26日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:女性708名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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