【女性編】「おごってくれた！」と感じる金額ランキング

「本当に、ご馳走様です！」と、女性が深々感じるのはいくらから？

男女の間にある「おごる・おごられる」問題はなかなか複雑なもの。昔からの慣習で「おごられる」側に回ることが多い女性が、男性と食事をしたときに「今日はおごってもらっちゃったなぁ」と深々と感じるのは、一体いくらからなのでしょうか？価値観さまざまなビジネスウーマン735名に、その本音と実際にあったエピソードを聞いてみました。＞＞男性編も見る

Q．あなたが男性とデートで食事をする際、いくら多く払ってくれると「おごってくれた！」と感じますか？(単一回答)
1位3,001～5,000円31％
2位1,001～3,000円29％
3位1～1,000円22％
4位5,001～7,000円13％
5位10,001～15,000円2％

■女性が嬉しかった「おごられ」体験
・「割り勘で払おうとしたのに『払わせてください』と笑顔で言われたときは感動した」(27歳/医療/総務)
・「『大きいのしかないから、まとめて払うよ』と、さりげなくおごってくれた」(27歳/IT/サービス)
・「お会計時に、無言でさっとレジへ行って支払ってくれたときは嬉しかった」(25歳/金融/金融系専門職)
・「トイレから戻って来てレジの方に歩み寄ろうとしたら、『会計はもう終わったよ』と言われ、なんてスマートな支払い方なのだろうと思った」(24歳/印刷/営業)

■予想外に「おごられない」シーンとは……
・「後になってから半額、しかもたったの1,000円を請求され、小さい男だと思った」(25歳/食品/作業工員)
・「同期の男性と食事をしたとき、私の方が多少給料が多いのでおごらないと言われた」(26歳/食品/研究開発)
・「合コンだったが、相手が40代なのに割り勘でびっくりした」(27歳/教育関連/営業)
・「カフェでお会計のときに男性が『会計は別で』と言い、飲み物なんて百円代なのにと思って少しひいた」(26歳/鉄鋼/総務)
・「店を出てから半額分をきっちり要求して来た男性には、ケチだなと思った」(27歳/食品/総務)

■おごってはもらったものの……残念なエピソード
・「その場ではおごってもらったが、ちゃっかり領収書を切ってもらっていた」(25歳/旅行/サービス)
・「おごった後に値段を言ってきた男性にはひいた」(26歳/通信/総務)
■「おごられ」に対するいろいろな女性の見解
・「二人きりで飲みに行って、割り勘にされると少しひく」(26歳/ホテル/財務)
・「いくらであってもおごってもらったことには変わりないし、その気持ちが嬉しい」(26歳/不動産/秘書・アシスタント)
・「相手の方が多く食べた場合、その分多く払ってもらってもおごられたことにはならないと思う。でも、食べた分より少しでも多く払ってくれたら感謝する」(26歳/IT/SE)
・「おごられるのは嫌いなので、おごられる金額も小さい方がいい」(24歳/医療/秘書・アシスタント)

総評

ビジネスウーマンが異性と食事をする際、支払い時に相手に多く出してもらう金額が1,000円未満の場合は、「おごってもらった！」と特に感じる人が少ないことが分かりました。しかしたとえ少額のお茶代であったとしても、スムーズに気前よくおごってくれたら嬉しいことに変わりはなく、たとえ高価な食事をおごってくれたとしても、そのことを恩に着せるような男性にはあまり好感を持てないことも明らかに。感じの良い会計になるか否かは、支払ってくれた金額ではなく、支払い時の相手の態度に寄るところの方が大きいのかもしれませんね。
(文・兄矢壱子)

調査時期：2010年1月28日～2月6日
調査対象：COBS ONLINE会員
調査数：女性735名
調査方法：インターネットログイン式アンケート

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