【女性編】主役よりキャラの濃い脇役ランキング

自己中でわがままだけど憎めない!!


人気マンガには主人公と共にマンガを支える重要な脇役が多数登場します。なかには、主人公より知名度や存在感のあるキャラも……。そこで20代女性574名に「主役よりキャラの濃い脇役」を聞いてみました。

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Q.主役よりキャラの濃い脇役は？ (複数回答)
1位ジャイアン『ドラえもん』23.2％
2位目玉おやじ『ゲゲゲの鬼太郎』19.5％
3位L『DEATH NOTE―デスノート―』15.5％
4位ばいきんまん『それいけ！アンパンマン』14.8％
5位綾波レイ『新世紀エヴァンゲリオン』13.6％

■ジャイアンのキャラは濃すぎる!!
・「ジャイアンが出てこないと、『ドラえもん』が締まらないと思うから」(22歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「あの歌声とごうまんさを兼ね備えたジャイアンは、なくてはならないキャラだと思うから」(28歳/不動産/秘書・アシスタント職)
・「映画のジャイアンは存在感があります。仲間を大切にするところは主役並み」(24歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「ジャイアンがいてこそ主役が引き立つ感じがするから」(22歳/医療・福祉/専門職)
・「独特の考え方をしているから」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■目玉おやじのキャラは濃すぎる!!
・「目がキャラクターになるとは!!最初見たとき、かなり驚きました」(23歳/医療・福祉/専門職)
・「あいきょうがあって、『ゲゲゲの鬼太郎』のマスコット的な存在だと思うから」(26歳/ソフトウェア/技術職)
・「鬼太郎のものまねはされなくても、目玉おやじは定番だから」(29歳/生保・損保/秘書・アシスタント職)
・「鬼太郎は描けないけど、目玉おやじは描ける」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■Lのキャラは濃すぎる!!
・「頭脳明晰（めいせき）すぎる月とLの対決はハラハラドキドキして、どっちが主役か分かんなくなる瞬間があった」(28歳/学校・教育関連)
・「どっちが主人公なのか、分からない」(25歳/マスコミ・広告)
・「月は見た目が普通で中身が異常だけど、Lは見た目も中身も異常」(24歳/金融・証券/専門職)

■ばいきんまんのキャラは濃すぎる!!
・「『ダブル主役でいいのでは？』と思うほど大事なキャラです。そしてなかなか憎めない」(23歳/商社・卸/営業職)
・「毎回違う悪さを考えるところには感心します。対してアンパンマンは最終的にパンチで全部片付けちゃうイメージが……」(27歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「一話の中の露出度が高いので。どんなに悪くても憎めない、いいキャラクターだと思う」(25歳/情報・IT/技術職)

■綾波レイのキャラは濃すぎる!!
・「どっちが主人公か分からないほど人気が高いから」(24歳/事務系専門職)
・「エヴァといえばレイみたいな気がしてしまう」(29歳/機械・精密機器/技術職)
・「あまり作品のことを知らなかったので、広告などを見て綾波レイが主役だと思っていました」(25歳/電機/事務系専門職)

■番外編：このキャラは主役より濃い!!
・クリリン『DRAGON BALL』：「悟空ってあだ名の人はあまりいないけど、クリリンってあだ名の人は結構いるから」(24歳/建設・土木/技術職)
・ムスカ『天空の城ラピュタ』：「名言(迷言)が印象に残りすぎて(笑)」(21歳/ソフトウェア/技術職)
・レレレのおじさん『天才バカボン』：「ストーリーに何の影響も与えていなさそうなのに必ず登場するし、日本人なら誰でも知っているのがすごい」(29歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・花沢花子『サザエさん』：「カツオくんに何度もアタックしているところが濃いキャラだなと思うから」(25歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
・花沢類『花より男子』：「道明寺よりモテ率が高いと思う。私も類と付き合いたい。さりげない優しさが好きでした」(24歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

総評
1位は『ドラえもん』のガキ大将、ジャイアン。自己中心的で傍若無人ですが「いなくてはならない存在」として大人気。普段は自分勝手ながら、妹のジャイ子には優しいお兄ちゃんというところも魅力の一つです。また、映画で見せる正義感や友情に厚いジャイアンは「ドラえもん映画に欠かせない」という意見も。

『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじは2位。甲高い特徴的な声をまねしたことがある人も多いでしょう。目玉キャラという設定そのものに「かなり驚いた」という人がいるほど個性的なビジュアル。その理由は……不治の病で死亡したものの、鬼太郎が心配で目玉に魂を宿して生き返ったからなのです!!そんな子煩悩なパパなのに、主人公の愛息よりキャラが立ってしまっているのは皮肉ですね。3位はスピンオフ映画も公開された『DEATH NOTE―デスノート―』のL。主人公、夜神月との心理戦にハラハラし、L目線、月目線でそれぞれマンガを読んだ人も多いのでは？はだしで猫背で、甘いものばかり食べ続ける"特殊さ”も選ばれた理由のようです。

「ばいばいき～ん」でおなじみのばいきんまんは4位。「主人公のアンパンマンと同じくらい露出度が高い」という活躍ぶりで、「ダブル主演でもいいかも」という意見もありました。毎回、試行錯誤してアンパンマンに挑む彼が、いつか勝つことを願っている人もいるかもしれません。悪役ながらこれほど愛されているキャラもいないでしょう。5位『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイは「主役だと思っていた」という人が多数いました。

主役と同じくらい、もしくはそれ以上に気になる脇役キャラに期待してしまうのがスピンオフ作品。『DEATH NOTE―デスノート―』のLのように、彼らが主人公になった作品を見られたらいいなと思ってしまいます。(文・飯塚雪／C-side)

調査時期：2011年6月22日～6月28日
調査対象：COBS ONLINE会員
調査数：女性574名
調査方法：インターネットログイン式アンケート

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