【男性編】「節電していても意外と困らないもの」ランキング
多少暗くても仕事には支障はなし!
東日本大震災の影響で電力不足が予想されたため、この夏、企業や家庭において節電が求められています。町の中や社内でさまざまな節電対策が行われていますが、節電していても特に支障はないと感じられるものはなんでしょうか。男性234名に聞きました。>>女性編も見る
Q.節電対策している町で気がついた「節電していても意外と困らないもの」を教えてください(複数回答)
1位会社の照明の間引き33.3%
2位駅などの照明の間引き31.6%
3位ネオンなど屋外広告などの照明オフ29.5%
4位駅などのエスカレーターやエレベーターが停止27.8%
5位商業施設などで照明の間引き23.5%
■会社の照明の間引き……
・「日の光が差し込んでいれば、仕事は十分にできると思う」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「不便を全く感じなかった。ビジネスへの支障も大きくない」(24歳/金融・証券/営業職)
・「多少暗くなった気がしたが、明るすぎないことでむしろ心が落ち着く」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「使っていない照明はかなりあるから」(24歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「照明は多少少なくても困らない」(24歳/機械・精密機器/技術職)
■駅などの照明の間引き……
・「実際明るすぎるので、減ってくれるほうがありがたい」(26歳/電機/事務系専門職)
・「駅は多少暗くてもいいと思います」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「むしろ節電モードのままがいいと思った」(26歳/警備・メンテナンス/営業職)
■ネオンなど屋外広告などの照明オフ……
・「無駄な電気広告の多さにあらためて気づかされた」(24歳/情報・IT/事務系専門職)
・「関西ではいつの間にかコンビニの屋外広告灯がまた点灯されるようになりましたが、あれはいらないと思います」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「今まであまりにも華美なところがあったので、なくなってかなりスッキリした」(27歳/商社・卸/事務系専門職)
■駅などのエスカレーターやエレベーターが停止……
・「駅のエスカレーターが止まっても階段を使えばいいから」(22歳/商社・卸/事務系専門職)
・「疲れている時には、頼りたくなってしまうだけに困っている。でも、ダイエットになっていいかな」(28歳/学校・教育関連/営業職)
・「普段から階段を利用しているから、必要ない」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■商業施設などで照明の間引き……
・「少し暗くても十分だから」(26歳/生保・損保/事務系専門職)
・「普段が明るすぎるから」(24歳/運輸・倉庫/営業職)
総評
1位は「会社の照明の間引き」でした。昼間であれば窓から日の光が差し込むため、消灯している個所があっても業務には差し支えないと感じている人が多くいました。2位は「駅などの照明の間引き」。
5位の「商業施設などでの照明の間引き」に対しても同様ですが、すべての照明が消えているわけではないので不便さはないのでしょう。
3位の「ネオンなど屋外広告などの照明オフ」には、「普段が華美すぎるのだと気付いた」という声が多数寄せられました。4位の「駅などのエスカレーターやエレベーターが停止」については、「階段を使えばいい」と考えているようです。ただ、気にとめておきたいのは、これらは健康な人たちの意見ということ。視覚障害者にとって照明が暗いと見えにくかったり、身体に不自由がある人たちにとっては稼働しているエレベーターまでの移動が大変だったりします。節電中だからこそ、弱者への配慮を忘れずにいたいものです。(文・ペンダコ)
調査時期:2011年6月17日~6月30日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:男性234名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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