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【男性編】THE浦沢直樹のマンガランキング

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映画化されたヒット作がトップに!!


小学館漫画賞や講談社漫画賞、海外ではヨーロッパ最大の漫画賞と言われるアングレーム国際漫画祭の最優秀長編賞を受賞するなど、日本を代表するマンガ家の一人である浦沢直樹さん。スポ根からSF、ミステリーまで、さまざまなジャンルを手がけており、年代を問わず楽しめる作品を多数発表しています。そこで20代男性に「THE浦沢直樹作品」と言えそうなマンガを聞いてみました。

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Q.THE浦沢直樹のマンガといえば?(複数回答)
1位『20世紀少年/21世紀少年』50.9%
2位『YAWARA!』24.0%
3位『MONSTER』18.5%
4位『MASTERキートン』14.9%
5位『PLUTO』11.2%

■浦沢直樹マンガといえば『20世紀少年/21世紀少年』!!
・「世界観の幅広さを感じるから」(28歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「クオリティの高さが尋常じゃない」(23歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「映画化され、反響が大きかったから」(26歳/その他/技術職)
・「ストーリーの複雑さが面白い」(29歳/機械・精密機器/技術職)
・「独特の世界観に引き込まれた」(23歳/その他/営業職)

■浦沢直樹マンガといえば『YAWARA!』!!
・「大内刈りでおなじみの富士子さんは、今でも唯一無二のキャラクターだと思います」(28歳/情報・IT/事務系専門職)
・「アニメにもなっていて、よく見ていたので」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「初めて読んだのが『YAWARA!』だったので」(29歳/小売店/販売職・サービス系)
・「浦沢作品の中で初めて見たアニメの原作だから」(24歳/医療・福祉)

■浦沢直樹マンガといえば『MONSTER』!!
・「勧善懲悪だけのマンガではなく、心の奥深くを描き出しているのがすごい」(29歳/機械・精密機器/営業職)
・「初めて読んで衝撃を受けた。極上の映画を見ているようだった」(24歳/マスコミ・広告/営業職)
・「これを読んで、初めて寝るのが怖くなるほど印象的だったから」(24歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■浦沢直樹マンガといえば『MASTERキートン』!!
・「いろいろな国で、さまざまなキャラクターが出てくるのがこのマンガの面白さ。チャーリーはいい味を出していると思う」(29歳/その他/技術職)
・「1話1話がすっきりとまとまっているうえに、ストーリーや構成がしっかりとしているから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「何度読み返しても面白い」(27歳/情報・IT/技術職)

■浦沢直樹マンガといえば『PLUTO』!!
・「手塚治虫への挑戦状とも思えるマンガなので」(27歳/その他/事務系専門職)
・「サスペンス性が強い。引き込まれる」(24歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「人間というものを考えさせられる」(27歳/商社・卸/営業職)

■番外編:浦沢直樹マンガといえばこのマンガ!!
・『パイナップルARMY』:「読み出したら止まらない面白さだから」(27歳/商社・卸/事務系専門職)
・『Happy!』:「読んでテニスを始めた」(22歳/金融・証券/専門職)

総評
50%もの支持を得て1位に選ばれたのは『20世紀少年/21世紀少年』。実写映画も3作公開され、浦沢直樹さんの名をより世間に広めた作品と言えそう。
20世紀末の混沌(こんとん)とした世界で地球滅亡の危機を救うため、主人公ケンヂをはじめ仲間たちが活躍するという「ストーリーのクオリティの高さ」は納得の1位。"ともだち”はだれなのか、裏切り者は?などの推理要素に加え、不気味さを感じる世界観も漂っており、まさに「THE 浦沢直樹マンガ」です。

2位は、柔道マンガとして異例のヒットとなった『YAWARA!』。谷亮子選手の愛称"柔ちゃん”もこの作品からつけられたことで有名です。このさわやかな青春マンガはアニメ化もされたため、「子どものころアニメを見ていた」という意見が多く寄せられました。

3位はサスペンス要素の強い『MONSTER』。医療倫理や家族の在り方など社会問題を描いたストーリーに「衝撃を受けた」という意見も。「心の奥深くを描き出している」、「勧善懲悪だけではない」複雑で上質なストーリーは浦沢直樹さんならではのもの。


4位は保険調査員の活躍を描いた『MASTERキートン』。考古学者やサバイバル教官などの経歴を持つ主人公の魅力に加え、英国やイラクなどさまざまな国が登場するストーリーがこのマンガの面白さ。2011年8月から完全版が発売されているので、再度読み直してみるのもいいかも。手塚治虫原作の『鉄腕アトム』のエピソードをモチーフにリメイクした『PLUTO』は5位。ロボットの人権を描くことで「人間というものを考えさせられる」深い作品です。

男性ながらスポーツウーマンの気持ちをさわやかに描き、紛争や化学兵器、オカルト集団といった重いテーマを伝えることもできる浦沢直樹さん。現在、『週刊モーニング』で連載中の『BILLY BAT』が、どのような結末を迎えるのかも楽しみですね。(文・飯塚雪/C-side)

調査時期:2011年8月2日~8月16日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:男性275名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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