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【男性編】東日本大震災後、変わったことランキング

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震災後、男性は「平常心」を心がけている


東日本大震災の復旧復興に向けて、東北地方をはじめとして各地で奮闘が続いています。では、私たち一人ひとりの内面はどうでしょうか?あの大きな出来事は私たちの何を変えたのでしょうか?20代男性221名に東日本大震災後、変わったことは何かを聞きました。今回は、男性編と女性編で大きな違いがあることが明らかになっています!>>女性編も見る



Q.東日本大震災後、変わったことを教えてください(複数回答)
1位特に変わったことはない27.6%
2位ちょっとした揺れでも「地震」と思うようになった19.5%
3位何気ない日常の大切さを思い知った18.1%
4位地震が起きるたびに震源地が気になる16.7%
5位電力の使い方を考えるようになった14.0%

■特に変わったことはない……
・「西日本だから影響が少なかった」(23歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「平常心でいようと思ったから」(24歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「阪神大震災を経験しているので、地震に対する意識など特に変わったということはない」(24歳/小売店/販売職・サービス系)
・「いつも通りの生活を送りたい」(26歳/自動車関連/技術職)
・「もともと地震に対して備えていたので、特に変わったというようなことはなかった」(24歳/医療・福祉/専門職)

■ちょっとした揺れでも「地震」と思うようになった……
・「揺れている感覚が残っていて、揺れていなくても揺れている感じがする」(28歳/生保・損保/事務系専門職)
・「会社で少しでも机が揺れた時は、地震かと思ってしまう」(23歳/金融・証券/営業職)
・「今揺れているんじゃないか?と思うことが多くなった」(25歳/医療・福祉/技術職)

■何気ない日常の大切さを思い知った……
・「一日を無駄に過ごすことがないように心がけるようになった」(22歳/そのほか)
・「何もないことが最も良いことだと分かった」(27歳/生保・損保/営業職)
・「当たり前のことができなくなる不便さを思い知った」(25歳/情報・IT/事務系専門職)

■地震が起きるたびに震源地が気になる……
・「震源地がどこでどれくらいの規模なのかテレビで注目するようになった」(25歳/そのほか)
・「地震の情報に敏感になった」(24歳/建設・土木/技術職)
・「いつどこで大きな地震が起きてもおかしくないと思っているから」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)

■電力の使い方を考えるようになった……
・「計画停電で節電を常に意識するようになり、電気の大切さを思い知った」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「節電するようになったのが一番変わったこと」(22歳/そのほか)

総評
東日本大震災後、変わったことは何かを20代男性に聞いたところ、なんと4人に1人は「変わったことはない」と答えました。男性編で1位になったこの回答、女性編ではランキング外です。では、男性たちが鈍感なのかといえばそうではないようです。「平常心でいようと思う」、「いつも通りに生活したい」と、以前と変わらないことを強く心がけていることが分かります。3位に「何気ない日常の大切さを思い知った」が入っていますが、だからこそ「変わらない生活」を多くの人が望んでいるのでしょう。

第2位は「ちょっとした揺れでも『地震』と思うようになった」。
「揺れている感覚が残っていて、揺れていなくても揺れている感じがする」など「地震酔い」と呼ばれる現象は話題になりました。女性編でも2位にランクインしたのは同じですが、回答したポイント数を見ると女性のほうがかなり多く、震災の影響を受けやすいのは女性なのかもしれないことが分かります。

今回のアンケートでは男性編と女性編とで異なる傾向の回答が得られました。ぜひ女性編も続けてご覧ください。(文・ペンダコ)

調査時期:2011年9月9日~9月26日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:男性221名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

■関連リンク
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