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【男性編】東日本大震災後行ったボランティアや心掛けランキング

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「募金」と「節電」がツートップ!


2011年3月11日に発生した東日本大震災。被災地の困難な状況は、連日新聞やテレビで報道されました。何か自分にできる支援をしたい。そう思った人も多いのではないでしょうか。今回は20代男性221名に、「大震災後に行ったボランティアや心掛け」をアンケート。20代男性の実践とその理由を見ていきましょう。>>女性編も見る



Q.東日本大震災後行ったボランティアや心掛けランキング(複数回答)
1位募金65.3%
2位節電44.3%
3位特にしたことはない16.7%
4位被災地の名産物などを積極的に購入した6.3%
5位被災地の地酒などを積極的に飲んだ3.8%

■募金……
・「被災自治体に直接銀行振り込みをした。学生時代によく旅した場所だから復興を願って」(22歳/食品・飲料/専門職)
・「近所のスーパーで募金活動を行っていたので、少しでも助けになればと思い、募金した」(22歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「現地ボランティアにも参加したいという思いはあるが、なかなか勢いが出ない。
募金は、手軽にできるから」(28歳/そのほか/専門職)
・「物資はたくさんあると思ったので、そのようなものを買い占めるよりも募金などを行ったほうがよいと思った。さまざまなところに置いてある募金箱に、少しずつだが募金をしていった」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「気軽にできることだからです。インターネットを通じて募金しました」(26歳/そのほか/技術職)

■節電……
・「電力不足にならないように、使わない照明はこまめに消すようにした」(23歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「計画停電地域に住んでいたので、いやでも節電した」(27歳/生保・損保/営業職)
・「これくらいしか今の自分にはできないです。極力、電気の無駄を省くようにしました」(24歳/そのほか)

■特にしたことはない……
・「自分の事で手一杯でほかの人の事を気にしている余裕は無い」(28歳/自動車関連/事務系専門職)
・「自身も被災したので、他人にかまっている余裕は無かった」(26歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
・「もともと節電はしているし、なにもできていないです」(29歳/食品・飲料/営業職)
■被災地の名産物などを積極的に購入した……
・「とにかくできることがこれぐらいだったので。南部せんべいをよく買った」(24歳/警備・メンテナンス/技術職)
・「意図的に被災地原産の商品を購入した:日常的に食べる野菜やお肉を被災地のモノにすれば、比較的支援になるかなぁと」(28歳/情報・IT/事務系専門職)

■被災地の地酒などを積極的に飲んだ……
・「宮城の地酒『一の蔵』を実家で飲んだ」(22歳/機械・精密機器/技術職)
・「居酒屋で宮城の地酒をよく飲んだ」(22歳/そのほか)

総評
1位から3位まで、男性編と女性編では全く同じランキングになりました。それぞれの項目を選ぶ人の割合も似通っており、被災地支援に対しする男女の気持ちには差がないことが分かります。

1位は、「募金」。男性編では、商品やサービスを購入したときにもらえるポイントやマイレージなどを寄付する「ポイント募金」をしたという人が目立ちます。
「自分ではあまり使わないクレジットカードのポイントを、募金に充てています」、「集めていたポイントを全部、思い切って募金しました」といった具合です。お金そのものよりも、手ごろだからかもしれません。

2位には「節電」がランクイン。「この夏は冷房を28度以下にしないようにしていました」、「普段からしていることだけど、今まで以上に心掛けた」といったコメントが寄せられています。一方3位は、「特にしたことはない」。「自分も被災したため、身の回りのことで精いっぱい」という人が少なくありません。協力しないのではなく、したくてもできない状況に置かれている人も多いようです。また、「東北地方はたびたびお世話になった地域。
僕にできることは何でもしましたが、それは当然のことをしたまでで、ボランティアという意識は全くありません」という謙遜(けんそん)の美徳を体現したコメントも見られました。(文・ペンダコ)

調査時期:2011年9月9日~9月26日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:男性213名(その他と回答した8人を除く)
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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