【女性編】先輩社員がオススメ! 新社会人に読んでもらいたい世の中を学べるマンガランキング
新たに社会人生活をスタートさせた新人は、夢や希望を抱きつつ、不安と緊張の中でドキドキしているはず。そんな新人にはビジネスマンガを紹介して、現実を知ってもらうのもいい方法かも。そこで女性482名に「新社会人に読んでもらいたいビジネスマンガ」を聞いてみました。>>男性編も見る
Q.新社会人に読んでもらいたいビジネスマンガは?(複数回答)
1位『働きマン』29.5%
2位『島耕作』シリーズ16.2%
3位『ホタルノヒカリ』16.0%
4位『美味しんぼ』6.4%
5位『サプリ』5.0%
5位『特命係長只野仁』5.0%
■『働きマン』を読んでもらいたい
・「仕事にかける熱意を感じてほしい。自分の仕事に誇りを持ってほしい」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「仕事を頑張ろう!!って思えるから。達成感、苦労、恋の悩みも共感できる」(23歳/金融・証券/事務系専門職)
・「女性として共感できる部分が多いし、バリバリ働きたい人に薦めたい」(27歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
・「仕事は大変だけど充実しているところがリアルに伝わりそう」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
・「仕事のハードさ、理不尽さ、やりがい、挫折をリアルに感じられる」(25歳/その他/経営・コンサルタント系)
■『島耕作』シリーズを読んでもらいたい
・「時事問題も取り上げていて、読んでいてためになる」(32歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
・「左遷されても本社に返り咲き、昇進していくすごさを見てもらいたい」(25歳/自動車関連/事務系専門職)
・「夢を見ないとやっていけないので(笑)」(32歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「我慢と忍耐力を身に付けてほしいから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)
■『ホタルノヒカリ』を読んでもらいたい
・「リアルな部分が多い。仕事に対する心構えもきちんと描かれていると思う」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「仕事もプライベートも失敗しながら成長していく主人公がいい」(30歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「家では干物女でも会社でバリバリ働いていれば問題ないことを伝えたい」(25歳/医療・福祉/専門職)
■『美味しんぼ』を読んでもらいたい
・「シビアな勝ち負けがあり、その中で主人公が成長していく過程を見られるから」(26歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
・「料理がおいしい居酒屋を知り、新人としてしっかり飲み会の幹事をしてほしい」(30歳/金融・証券/専門職)
■『サプリ』を読んでもらいたい
・「仕事をなめているとこうなる、といういい例を示せそう」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「独身女性の悩みを理解するならこのマンガ」(29歳/情報・IT/事務系専門職)
■『特命係長只野仁』を読んでもらいたい
・「ユーモアも覚えた方がいいから」(26歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
・「会社という組織が分かりそうなので」(27歳/生保・損保/事務系専門職)
■番外編:このマンガを読んでもらいたい
・『Real Clothes』:「マンガの中みたいに厳しいことはないかもしれないけど、接客・サービス業なら読んでいて共感できる部分がいくつかある」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・『ナニワ金融道』:「『世の中金じゃない』なんて青くさいセリフを吐けなくなる」(30歳/情報・IT/事務系専門職)
・『闇金ウシジマくん』:「社会のダークな部分、甘くない現実があることも知っておいた方がいいと思います」(29歳/医療・福祉/その他)
・『釣りバカ日誌』:「こんな生き方があることを知ってほしいから」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・『難波金融伝・ミナミの帝王』:「社会は危険にあふれているけど、知識を武器に強く生きてほしい……」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
総評
働く女子として共感できる部分が多い『働きマン』が29.5%の支持を得て見事1位を獲得。主人公の編集者、松方弘子は男スイッチを入れることで仕事をこなしていく、バリバリのキャリアウーマンです。
「仕事のハードさ、理不尽さ、やりがい、挫折」がリアルに描かれている本作。女としての幸せを考え、悩んでいる等身大の主人公に共感できるはず。
同じく「独身女性の悩みを理解するならこのマンガ」と評価されたのは、5位の『サプリ』。広告代理店という華やかな職場に身を置きながらも、連日の残業や徹夜、休日出勤などの激務に追われる藤井ミナミ。彼女の仕事や恋愛に悩む姿に働く女子のリアルが垣間見えます。松方弘子、藤井ミナミのように仕事をバリバリこなしながらも、プライベートはのほほんと過ごしている雨宮蛍が主人公の『ホタルノヒカリ』は3位。「家では干物女でも会社でバリバリ働いていれば問題ない」という意見も。プライベートまで完ぺきでなくてもいいという先輩女性社員からの優しいアドバイスですね。
女性が主人公のマンガが並ぶ中、ビジネスマンガの代表格『島耕作』シリーズが堂々2位にランクイン。時事問題を織り交ぜて描かれているので、経済や経営の勉強にもなる作品です。新入社員には、島耕作が入社した当時を描いた『ヤング島耕作』もオススメです。
4位は『美味しんぼ』。飲み会の幹事を務める機会が多い新人に、「おいしい店を探してほしい」という希望もあるようです。5位の『特命係長只野仁』に対しては、「会社という組織が分かりそうなので」読んでほしいという意見が出ていました。
会社組織の中で理不尽な差別を受けることがあるかもしれない女性にとって、『働きマン』や『サプリ』の主人公たちのガッツはあこがれの的。女子力を維持する努力にも忙しく、疲れてしまうこともあるけど、そんなときは『ホタルノヒカリ』の雨宮蛍のように、ときには干物女になってもいいのかもしれません。
どんな働き方、生き方をするべきか、マンガを読んで学ぶのもいいことですよね。(文・飯塚雪/C-side)
調査時期:2012年2月10日~2月14日
調査対象:マイナビ ニュース会員
調査数:女性482名(その他と回答した18.9%を除く)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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