【女性編】理想の仕事時間ランキング
学校を卒業し、就職する。そのとき、あこがれの職業に就けた人もいれば、さらに夢を追い続けている人もいることでしょう。仕事に対する価値観はさまざまですが、皆さんは何時間働くのが理想ですか？特に女性は、将来のことも含めて、いろいろと考えますよね。理想の仕事時間について、女性584名に聞きました。＞＞男性編も見る
Q.理想の仕事時間を教えてください(複数回答可)
1位6時間～8時間50.9％
2位4時間～6時間17.5％
3位8時間～10時間11.1％
4位2時間～4時間9.9％
5位働きたくない8.2％■6時間～8時間
・「集中して仕事を片付けられるし、プライベートの時間もちゃんと確保できるから」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「フルタイムで働かないと収入に不安が出る」(26歳/その他)
・「ある程度はしっかり働くべきだと思います。めりはりが出るので、遊びもより楽しくなると思います」(26歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
■4時間～6時間
・「仕事も好きだけれど、家族との時間も大切にしたい。かといって、自分の時間や睡眠時間も犠牲にしたくないから」(31歳/人材派遣・人材紹介/技術職)
・「普段は8時間で、週末になるとヘトヘトだから。もう少し短かったら、生活にもっとメリハリがつく」(25歳/商社・卸/事務系専門職)
・「趣味も充実させたい。
好きなことを仕事にしてられるのだったら、何時間でも仕事していたい」(26歳/その他)
■8時間～10時間
・「理想は定時だけど、残業代がなくなるとお給料がかなり減るので」(29歳/電機/技術職)
・「現在の勤務時間より少しだけ長いと、仕事が片付きそうだから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「お金が稼げるなら、いまよりもう少し仕事しても平気かも？」(23歳/学校・教育関連/専門職)
■2時間～4時間
・「ほどほどに働いて、自分の時間を中心に生活を送りたい」(28歳/金融・証券/営業職)
・「午前中はあっという間に仕事が終わるので、パートさんがうらやましいから」(23歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「本当はこれくらいが理想だけど、そうもいかない」(26歳/商社・卸/事務系専門職)■働きたくない
・「できることなら働かずにダラダラして生活したいので」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「あくまでも生活のために働いているので」(28歳/金融・証券/事務系専門職)
・「働きたくないけど、かえって時間の使い方に悩みそう」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■番外編：ザ・仕事論。一読の価値アリです
・12時間～14時間「学生のとき、理系で研究室に所属していたので、毎日12時間は実験していた。その癖もあり、いまの仕事が物足りません。疲れて何もしたくないくらい、働きたいです」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「何時間働きたいじゃなくて、仕事にあわせたい。忙しいときは残業するかわり、暇なときは帰りたい。月に最低何時間とかだといいのに……」(40歳/その他)
・「自分の納得できる仕事なら、時間は関係ない」(45歳/クリエイティブ職)
総評
栄えある1位に輝いたのは「6時間～8時間」でした。仕事でもやりがいを求めると同時に、プライベートや家庭も大切にしたいという思いが表れています。このくらいは働かないと、金銭的に厳しいという計算から判断している人も多いようでした。
2位は「4時間～6時間」。いまの労働時間よりも、もう少し短ければと思っている人が多いようです。一口に女性といっても、既婚者と未婚者、子どもがいるかいないかで、大きく優先順位が変わります。女性のバックグラウンドの多様さが出た結果ではないでしょうか。
3位は「8時間～10時間」でした。仕事が楽しいからというよりは、残業代を稼ぎたい人が多いようです。過度に長時間労働したい人は少ないものの、適度に残業代があると助かると考えているのでしょう。
全体的に、プライベートと仕事の両方を楽しみたいという考えとともに、経済的要因を意識しているようでした。
また、「趣味を仕事にできれば何時間でも苦にならない」といったコメントもあり、どのような仕事内容かによって、許容労働時間が異なる側面もあるようです。私たちの労働環境は日々変化しています。数年後は、また違った結果になるかもしれませんね。楽しみです。
(文・OFFICE-SANGA臼村さおり)
調査時期：2012年5月21日～2012年5月25日
調査対象：マイナビニュース会員
調査数：女性584名
調査方法：インターネットログイン式アンケート
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