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マネーのトリビア (14) 破れたり汚れたりで”ダメージ”受けたお札、スムーズに交換してもらうには?

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マネーのトリビア (14) 破れたり汚れたりで”ダメージ”受けたお札、スムーズに交換してもらうには?
お札をうっかり破ってしまった、シュレッダーにかけてしまった、燃やしてしまった、ズボンのポケットにいれたまま洗濯機で洗ってしまった、などなど、お札に”ダメージ”を与えてしまうことって、ありますよね。

東日本大震災でも、破れたり水につかったりしたお札が多数あったそうです。

こういうお札はどうしたらいいのでしょうか。

破れや汚れがそれほどひどくなければ、どこの銀行でも無料で交換してもらえます。

でも、燃えたものやシュレッダーでバラバラになったようなものを交換してもらうには、日本銀行の本店・支店の窓口へ持ち込む必要があります。

日銀での交換は、お札の表と裏がそろっていることが条件で、次のような面積の基準があります。

面積が3分の2以上残っていた場合 : 全額として引き換え
面積が5分の2以上、3分の2未満の場合 : 半額として引き換え
面積が5分の2未満の場合は、お金としての価値はゼロとみなされ、引き換えてもらえません。

ちぎれてしまったお札は、切れた紙片が同じお札のものと判断されれば、その合計の面積にこの基準をあてはめます。


燃えてしまって灰になっていも、お札と判別できればOKなので、箱などに入れて、できるだけ”灰の形”を崩さずに持ち込むことが大切です。

汚損したお札をスムーズに交換できるよう、日銀は持ち込みに際して次のようなお願いをしています。

シュレッダーにかけてしまったものは、できるかぎり貼り合わせる(細かく切れたままだったり、違うお札の切れ端を組み合わせたとわかった場合は交換してもらえない)
濡れたお札は、できる限り1枚ずつ乾燥させる
汚れのひどいものは、水で洗って乾燥させる
お札の交換は郵送ではできません。

平日の午前9時~午後3時に日銀の窓口へ行き、引換依頼書に住所・氏名・電話番号を書いて提出します。

その際、運転免許証など本人確認のできるものが必要です。

また、持ち込んだお札を破ったり汚したりした経緯もきかれるとのことです。

日銀では、汚損したお札を持ち込むときは、事前に電話してほしいといっています。

http://www.boj.or.jp/about/services/bn/hikikae.htm/【拡大画像を含む完全版はこちら】

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