東海道線E217系の台車にひび6カ所発見、E217系の一斉点検実施 - JR東日本
JR東日本は24日、東海道線用E217系電車の台車にひびを発見したことを報告した。
最初に発見されたひびは160mmにおよび、他にも約5~23mmのひびが5カ所、計6カ所で発見されている。
E217系は横須賀・総武線で活躍するほか、2006年には東海道線専用の車両も登場している。
同社の発表によれば、23日に東京総合車両センターで定期検査を行った際、東海道線で使用するE217系において、台車のディスクブレーキ装置取付け部にひびが発生しているのを発見したという。
ひびの原因については、「現在詳細を調査しています」(JR東日本)としている。
ひびの入った部分は補強材などで構成され、ただちにひびの入った部分が落下することなどはなく、安全上は問題ないとのこと。
JR東日本は今後、E217系449両の台車(898台)と予備台車(22台)の計920台に関して、一斉点検を行う予定だ。
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