山陽本線広島~横川間に新駅、アストラムラインも接続 - ”白島新駅”実現へ
JR西日本は8日、山陽本線広島~横川間の新駅について発表した。
広島駅から1.8km、横川駅から1.1kmの地点に設置され、アストラムラインの新駅も。
2015年春開業を予定している。
山陽本線とアストラムラインの交差部への新駅設置に関しては、国と広島市、JR西日本、広島高速交通による「JR白島新駅設置検討協議会」が設置され、2010年には、「新駅を設置し、(山陽本線とアストラムラインの)両新駅を連絡通路で結ぶ」との基本方向が取りまとめられた。
広島市は白島新駅と連絡通路の整備を都市計画に位置づけ、山陽本線とアストラムラインが結節することにより、紙屋町・八丁堀地区など広島市中心部へのアクセスが強化されると見ている。
JR西日本の発表によれば、山陽本線の新駅は8両編成に対応した相対式ホームと地平駅舎を設置するとのこと。
駅舎はホームの北側と南側にそれぞれ置かれる。
事業費は約20億円で、JR西日本も約2億円の費用負担を予定している。
想定乗車人員は1日約7,000人。
南側駅舎の東側(広島方)に駐輪場が置かれるほか、アストラムライン新駅への連絡通路も設置される。
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