東京メトロ東西線南行徳駅が”環境に配慮した駅”に - ホームに膜屋根も導入
東京メトロはこのほど、東西線南行徳駅(千葉県市川市)のリニューアル完了を発表した。
ホームに膜屋根を採用し、太陽光発電システムを導入するなど、環境に配慮した駅となった。
同駅は東西線の高架区間(南砂町~西船橋間)にあり、2010年度の1日平均乗降人員は4万9,759人。
今年1月より駅改良工事が進められてきた。
ホーム中央部には、自然光の透過性が高い膜屋根を設置。
駅構内の案内看板(サインシステム)にLED内照式のものを採用し、コンコース、ホーム、待合室の照明にHfインバーター照明機器を導入するなど、消費電力の削減にも取り組んだ。
2番線(中野方面)ホームの屋根上には、千代田線北綾瀬駅に続いての導入となる太陽光発電パネル(面積295.68平方メートル、発電能力40.3キロワット)を設置。
供給された電力は駅のエレベーターやエスカレーターの動力などに使用されるという。
今回のリニューアルにより、省エネルギーの環境保全効果を高めるとともにデザイン性も向上し、明るく快適な駅空間に生まれ変わった。
東京メトロは今後も環境負荷を低減し、利用者に親しまれる駅づくりに努めるとしている。
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