くらし情報『「アンナミラーズ」を絶やしてはならぬ! 最後の1店舗でその魅力、再発見 (1) 最後の1店舗となった「アンナミラーズウィング高輪店」』

「アンナミラーズ」を絶やしてはならぬ! 最後の1店舗でその魅力、再発見 (1) 最後の1店舗となった「アンナミラーズウィング高輪店」

「アンナミラーズ」を絶やしてはならぬ! 最後の1店舗でその魅力、再発見 (1) 最後の1店舗となった「アンナミラーズウィング高輪店」
メイド喫茶をはじめとするコンセプトカフェがブームになって久しい。

筆者もこれまでたくさんのお店を取材してきたが、ふと「こうしたコンセプトカフェの原点はどこなんだろう? 」という疑問を抱いた。

そこで色々と調べていくと、あるお店の存在が見えてきた。

アメリカで誕生し、1973年に日本に上陸した「アンナミラーズ」だ。

といってもアンナミラーズはメイド喫茶ではなく、ペンシルベニア・ダッチスタイルの家庭料理を中心に、季節のパイやスイーツを提供する本格的なカフェレストランである。

ではなぜアンナミラーズがメイド喫茶の原点と思ったのか。

それは実際に店へ足を運んでみてもらうとわかる。

ちなみにアンナミラーズは現在、東京・品川駅高輪口から徒歩1分に位置する複合施設、ウィング高輪の2階で営業を行う「ウィング高輪店」1店舗のみ。


1973年に1号店をオープンさせ、長年にわたって展開してきたが、今年1月に横浜の店舗がクローズし、そういった意味でもウィング高輪店はとっても貴重な店舗となるわけだ。

店内に入ると、ピンクと白のかわいい制服のウエイトレスさんが元気よく出迎えてくれた。

そう、アンナミラーズがメイド喫茶に与えた影響とは、この制服のデザインなのである。

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